大会ボランティアの活動とは?

ボランティア体験記 vol.09

ボランティア体験記Vol.9は、武蔵野の森総合スポーツプラザで開催されたボッチャの競技大会に、ボランティアとして参加された上保かのこさん、小笠原菜月さんにお聞きしました。ボランティア参加時は大学1年生で、ともに障がい者スポーツ同好会に所属しています。

今回参加したボッチャの競技大会でのボランティアの活動内容を教えてください。

上保さん:練習コートの受付です。大会に出場する選手だけではなく、練習に来る人もいるので、人数やスペースなどを調整しています。

小笠原さん:大会本部で、スコアボードや筆記用具などを準備して、審判にお渡しする活動をしています。また、試合後には大会スタッフが点数などの情報を入力するので、スコアの回収も行います。大会がどのように運営されているのかが分かり楽しいです。

お2人がボランティアをはじめたきっかけは何ですか?

小笠原さん:東京2020大会のボランティアをぜひやりたいと思っていたので、経験を積むために始めました。大学の友人は、部活やアルバイトに打ち込んでいる人も多いですが、自由に使える時間が割とある大学生だからこそ、ボランティアの経験がしたいと思い、部活のように取り組んでいます。もともと人と接することが好きなので、活動の中で何か得られるものがあればよいですね。また達成感も感じられるとよいなと思っています。

上保さん:スポーツが好きで今の大学に入りました。もともと器械体操をしていたのですが大学の競技レベルが高いこともあり、選手として、というよりは支える側に回りたいと思うようになりました。また、自分自身がけがをした経験から、障がい者スポーツに興味を持つようになりました。今は、障がい者スポーツ同好会に入っています。そこでボランティアの案内があり、一度行ってみたら、奥が深いし楽しい。人に喜んでもらえることが嬉しくて、続けています。

他にもボランティア経験はありますか?

上保さん:子どもたちに勉強を教えるボランティアをしたことがあります。高校を卒業した春休みに、先輩に誘われました。最初は、勉強を教えるだけだと思っていたら、悩みごとの相談など、話し相手になることが多くびっくりしました。育った家庭環境が違えば、考え方も異なり、それを聞くのも興味深かったです。最初は怒ったように接してくる子も、しゃべっているうちに、笑顔を向けてくるのも嬉しい経験でした。

小笠原さん:陸上クラブで子ども達に陸上を教えるボランティアをしています。将来、保健体育の教員になりたいので、指導する経験を積みたいと思って始めました。子供に教えるのは、やはり難しいですね。しっかり練習をさせなければいけないのですが、いきなり遊びやけんかが始まってしまうことも…。接し方、伝え方が難しいですが、その子の目線に立ち、分かりやすく話してみるなど、考えながらやっています。部活で後輩にアドバイスするのとは、全然違いますね。やってみなくては分からなかったのでよい経験です。

最初にボランティアをしたときの印象は?

上保さん:ボッチャのボランティアは、最初一人で参加したので、一緒に活動する人がどういった方か分からず少し不安でした。行ってみたら、教えてくれる先輩が優しく面白かったのでほっとしました。ボッチャの体験もできたので、その魅力の奥深さを知れたこともよかったですね。また、そのときはボッチャの体験会のアシスタントをしたのですが、簡単なルールでも、自分で説明するとなると難しい。小さな子どもや車いすの方など、いろんな人がいて、どう対応していいか戸惑いました。説明をしても、実際にはボールを投げられない人もいる。どこまでサポートするのか先輩に教えてもらいながら活動しました。

ボランティア活動の魅力を教えてください。

上保さん:やはりボランティアを通じて、多くの人に関われることが魅力ですね。いろんな人と話すことで、新しい考え方を知ることが出来たり発見もあります。自己満足かもしれませんが、人に必要とされることも充実感があります。また、スポーツ大会の空気感が好きなので、その場にいるだけで楽しいですし、知識豊富な先輩に競技についての話が聞けるのも貴重な時間です。試合が終わった選手に声を掛けてもらえることも、稀にあります!

小笠原さん:人のために役立ちたいというのが、純粋にできるのがよいですね。活動の中で失敗することもありますが、将来を見据えたときにそうした経験も必要なことかなと思います。

東京2020大会のボランティア活動には参加したいですか?

上保さん:いろんな人とコミュニケーションをとることが好きなので、ぜひ参加したいと思っています!できれば競技に関わるボランティアがしたいですね。競技の道具を準備したり、選手を誘導したり。スポーツの熱気を感じられる場所にいたいです。

小笠原さん:高校のときから東京2020大会のボランティアをやりたいと思っていて、新聞記事などで情報をチェックしていました。2020年、大会時はちょうど大学3年生。こんなにいいタイミングで東京2020大会が開催されるのに、ボランティアをやらない理由はないです!もともとスポーツが好きで、小さな頃からオリンピックは見ていましたし、憧れがありました。どんなかたちでも感動の場に関われたら嬉しいです。

東京2020大会へ期待することを教えてください。

小笠原さん:とにかく事故やテロなどがなく、無事に終わって欲しいです。あとは、景気がよくなってくれたら嬉しいですね。ちょうど就職活動の時期なので。(笑)

上保さん:日本中、世界中みんなで盛り上がれるといいですね。そして、スポーツの楽しさをみんなが感じられるといいなと思います。大会時だけではなく、終わった後もスポーツ好きの人が増えていくといいと思います。

本インタビューは、日本ボッチャ協会にご協力いただき実施しました。