大会ボランティアの活動とは?

ボランティア体験記 vol.08

平昌2018大会のボランティア活動に参加された長尾滉さん(大学4年生)と眞壁ひとみさん(大学3年生)。得意の韓国語を活かして、ボランティアとして活躍されたお二人に、大会前・大会後の2回に渡りお話をうかがいました!
※ 本インタビューは平昌2018オリンピックの後に実施しました。

ボランティアとして大会に参加された、率直な感想をお聞かせください。

長尾さん:僕はスピードスケート場で活動していたのですが、会場の熱気がすごかったです。特に、韓国も日本もスピードスケートは強豪国。金メダルラッシュに、会場の盛り上がりが本当にすごかったです。僕はもうすぐ卒業なので、この経験は一生ものだなと思っています。

眞壁さん:私は帰国後のほうが、オリンピックに携わっていたんだなと実感しましたね。周りからもボランティア活動のことを色々聞かれますし、テレビでも報道されています。そういうものを見て、ひしひしと実感が湧いてきました。また、完璧ではないですが自分が立てた目標は達成できたと感じています。

今まで他のスポーツ大会などボランティアをされていると思います。今回、違った点はありますか?

長尾さん:規模感が違いました。世界中の人が来ているので、関わる人の数も多く、今まで経験したボランティアと比較しても、活動の幅の広さを感じました。また、会場全体の熱気も他のスポーツ大会と比較すると遥かにすごかったです。

眞壁さん:関わる人の数が違いましたね。また、私の周りのスタッフは同じ年ぐらいの人も多かったので、若い力が大会を動かしているんだなと感じました。若い人が多かったのは意外でしたけど、刺激を受けました。

眞壁さんは初めての海外渡航で平昌2018大会のボランティアに参加されました。いかがでしたか?

眞壁さん:韓国語は勉強していたので、言語面で苦労することはありませんでした。ただ、文化は現地に行って初めて分かることが多かったですね。そういう意味では、大会に関連する場所以外でも吸収できたものがあると感じます。特に、現地の方と話すと、同世代なのでやっぱり共通点も多い。一方で、考え方が全然違うこともありました。本当に、色んな人と触れ合えました。韓国で友達も出来たので、これからも会おうね!と約束しています。

ボランティア活動をする上で心がけていたことがあれば教えてください。

長尾さん:今回、平昌でボランティアをするにあたり、僕は「もう一つの日本代表」を自分のテーマとして掲げていました。日本人としてボランティアに参加しているので、自分のふるまい一つで日本人の印象が変わってしまう。そういう意識をもって、ボランティア活動をしていました。また、チーム内のメンバーに定期的に声がけもしていましたね。チームにはボランティア経験がないメンバーもいたので、「旅行気分で楽しいだけがボランティアではない」「だけど、緊張しすぎないでね」など、密にコミュニケーションをとっていました。

活動中、印象的な出来事はありましたか?

眞壁さん:インフォメーションセンターには様々な人が来ます。財布や鍵など、大事なものを無くして来られる方もかなりいました。そんな時に、持ち物がちゃんと見つかると、本当に喜んでいただけて。感謝の言葉をたくさんもらいました。また、日本からのお客さまは、私が日本人だとわかると、「すごく安心した」と言ってもらうこともありましたね。一緒に写真を撮ったりすることもありました。ただ、ボランティアをするだけではなく、観客の皆さんと楽しめたのが良かったです。

東京2020大会のボランティア募集が、いよいよ今年の9月中旬より始まります。東京2020大会のボランティアとして活動される方々にアドバイスがあれば教えてください。

長尾さん:僕は、何事も場数を経験することが大事だと思っています。ボランティアの意義って、活動そのものだけでなく、色んな人と出会って自分の幅を広げながら、大会に貢献できることではないでしょうか。まずは参加してみて、次の自分に何が残るのか考えていければいいかなと思います。

眞壁さん:自分が役に立つのか、自分に何ができるのか不安な方もいらっしゃると思います。だけど、挑戦してみなければ何も始まりません!自信をもって一歩踏み出し、たくさんの方が東京2020大会に携わる一員として参加できれば良いなと思います。

お二人にとってボランティアとは何ですか?

長尾さん:次を見つける場所ですね。自分に何ができるのか、ボランティアでいろいろ試してきました。常に次を見据えて、「何が必要か」「何ができるのか」を色んな視点から見つけるための場所でした。

眞壁さん:架け橋ですね。ボランティアを通して、今までにない経験がたくさんできました。ボランティアは私にとって自分と世界を繋ぐ架け橋、そして、自分が日本と世界を繋ぐ架け橋になっているという誇りをもって活動しています!