小学生の投票で決定しました。
マスコットのネーミングなどはこれから決まります。
正式発表までどうぞお楽しみに!
投票にご参加いただいた小学校の数
16,769 校
小学生による東京2020 大会マスコットの投票は
2018年2月22日(木)をもって終了いたしました。
大会マスコットの正式なお披露目は今年の夏頃を
予定しています。
どうぞお楽しみに!
マスコットは大会の精神を伝え、
史上最大の祭典に輝きを添える存在です。
開会式や閉会式で。競技中に、街中でも。
選ばれたマスコットが歴史に残る活躍をします。
オリンピック・パラリンピックは、
4年に一度開催される世界的なスポーツの祭典です。
夏季大会と冬季大会があり、大会を象徴する
マスコットが毎回誕生します。
平昌2018大会の「スホラン」は韓国で保護動物とされてきた白虎がモチーフ。「スーホ」は韓国語で守るという意味であり、「ラン」は韓国語の虎「ホーラングイ」からきています。スホランは虎のように勇猛なだけでなく、選手、観客、そしてオリンピックにかかわるすべての人を守る頼れる友人です。
リオ2016大会のマスコット「ヴィニシウス」は、ブラジルならではの人と文化の多様性、そして豊かな自然を表しています。ポップカルチャーやゲームアニメのキャラクターからインスピレーションを得たデザイン。名前は323,327票の中から一般投票で選ばれました。
ソチ2014大会に登場したのは野うさぎ、ホッキョクグマ、ユキヒョウのトリオマスコットでした。 ロシア国内外から24,048のデザインが集まり、最終的にロシアの生放送のテレビ番組で、一般市民による投票で選ばれました。2012年に硬貨のデザインに採用されています。
ロンドン2012大会の「ウェンロック」は、メタリック素材でできているマスコットです。頭の形はオリンピックスタジアムで、頭上にはロンドンのタクシーのライトがあります。目はカメラのレンズで、「ウェンロック」は見るものすべてを撮影すると言われています。
バンクーバー2010大会のマスコットは、カナダ西海岸の先住民に伝わる物語からインスピレーションを得て生まれました。「クワッチ」は森林に住む伝説の人気キャラクター。「ミーガ」はシャチと熊の要素を持つ神秘的な動物です。熊はベアスピリットとも呼ばれ、ブリティッシュコロンビアのみに生息しています。
北京2008大会のマスコット「フーワー」には、幸運の人形という意味があります。水を表す魚の「ベイベイ」、森を表すパンダの「ジンジン」、地球を表すチベットカモシカの「インイン」、空を表すツバメの「ニニ」、「ファンファン」は火とオリンピック精神を表しています。
トリノ2006大会のマスコットは「ネーベとグリッツ」でした。流れるような曲線で描かれた「ネーベ」は調和とエレガントな動きを表しています。四角と直線で表現された「グリッツ」はアスリートの力強さをアピールしています。
アテネ2004大会のペアマスコットである「フィボス」と「アテナ」。その名の由来はオリンポスの神です。「フィボス」は、光と音楽の神でアポロの別名です。「アテナ」は知恵の女神であり、アテネの街の守り神でもあります。彼らは兄妹。ギリシアに古くから伝わる鐘形の人形がデザインのベースになっています。
ソルトレイクシティ2002大会のマスコット役をつとめたのは、ウサギの「パウダー」、コヨーテの「コッパー」、そして熊の「コール」。この名は、ユタの天然資源と雪からきています。42,000人以上の子供たちがマスコットの名を提案し、全国投票で決定されました。
公式マスコットがトリオになったのはシドニー2000大会が初めて。カモノハシの「シド」、カワセミの「オリー」、そしてハリモグラの「ミリー」は、それぞれ水、空、大地を象徴しています。名前にも意味があり、「シド」はシドニー、「オリー」はオリンピック、「ミリー」はミレニアムを表しています。
長野1998大会の「スノーレッツ」はスッキー、ノッキー、レッキー、ツッキーという4匹の雪のフクロウです。スッキーは火、ノッキーは空、レッキーは大地、ツッキーは水を表しています。「スノー」は冬を表し、「レッツ」は参加を呼びかけるLet'sに掛けています。この名は47,484の案の中から選ばれました。
アトランタ1996大会の「イジィー」はなんとIT機械。動物でも人でも物でもないという珍しいタイプのマスコットでした。初めて登場したとき、人々の反応があまり良くなかったため、デザイン調整が行われ、その名もアトランタの子供たちにより「イジィー」に変更されました。
マスコットの「ハーコン&クリスティン」の名はリレハンメル地域に存在した13世紀の歴史的な人物に由来しています。中世の衣装を着用した現代の幸福な子供たち。当時ノルウェーでは約1万人の候補者の中から「生きるマスコット」として8組の子供が選ばれました。
バルセロナ1992大会のマスコット「コビー」は、ピレネー山脈の犬が人間の姿になったとされており、現代美術のキュビズムの手法を取り入れて作られました。大会に至るまでの数ヶ月間で人気者になり、最終的には大きな成功を収めました。アニメシリーズにもなりました。
アルベールビル1992大会の「マジーク」は、1976年大会以来初となる動物以外のマスコットです。星は夢と想像力の象徴。カラーはフランスの国旗からきています。もともと選ばれていたマスコットは山羊でしたが、大会の2年前にこの「マジーク」に変更されました。
ソウル1988大会のマスコットは4,344件の応募の中から選ばれました。「ホドリ」という名前も2,295件の一般応募から選ばれています。マスコットのデザインとしてウサギ、リス、マンダリンアヒル、トラの4つの動物が候補となり、最終的にトラが選ばれました。
カルガリー1988大会のマスコットは、北極地方を代表するホッキョクグマの「ハイディ&ハウディ」。彼らは兄弟で、その名は、カルガリー地域でおもてなしを意味します。この名はカルガリー動物園が主催するコンテストで約7,000人の市民審査員によって選ばれました。
ロサンゼルス1984大会のマスコットは、アメリカの国章にも描かれている鷲をモチーフに生まれました。名前は「サム」。当初、カリフォルニア州の象徴である熊をモチーフにする予定でしたが、モスクワ大会のマスコットが熊であったため、鷲に変更。陽気な性格は子供たちに愛され、テレビアニメにもなりました。
サラエボ1984大会のマスコット「ヴュルツコ」のモデルは、ディナルアルプス地方の森林に住むオオカミ。オオカミはユーゴスラビアのおとぎ話によく登場し、勇気と強さを持ち、冬の象徴とされています。フレンドリーなキャラクターでオオカミのイメージを変えました。
モスクワ大会のマスコット「ミーシャ」はロシア(旧ソ連)で大変人気がありました。デザインにあたっては、国中から集まった45,000のアイデアがベースになっています。「ミーシャ」は本物の ロケットに乗って、宇宙ステーションに滞在したこともあります。
レイク・プラシッド1980大会のマスコットにはアライグマが選ばれました。アライグマは、レイク・ブラシッドが位置するアディロンダックの山岳地帯でおなじみの動物です。マスコットの名は「ロニ」。この名は、レイクプラシッドの学校に通う子供たちによって選ばれました。
モントリオール1976大会の「アミク」はビーバー。ビーバーはカナダの歴史と密接に結びついており、コインの裏や、切手にも描かれています。辛抱強く、賢い動物として知られ、カナダの発展にも重要な役割を果たしてきました。「アミク」は、モントリオール1976大会のエンブレムが描かれた赤いリボンを巻いていました。勝者のメダルに赤いリボンが使用されてきた歴史から、モントリオール1976大会でもこの赤いリボンが採用されました。
ドイツ語で雪だるまを意味する「シュニーマン」はオーストリア・インスブルック1976大会のマスコットとして登場しました。冬季オリンピックでは初めての公式マスコット。Tシャツ、ぬいぐるみ、ステッカーなど様々なアイテムが作られ、商業的にも成功を収めました。
オリンピック史上初めての公式マスコットが誕生したのは、ドイツ・ミュンヘン1972大会の「ヴァルディ」でした。日本でもお馴染みのダックスントがモデルです。辛い練習やプレッシャーに耐えられる忍耐力と柔軟性、さらに強い心を持ち、0.1秒を競うスピード力を備えたマスコットとしてキャラクター設定がされていました。
オリンピックにおいて、はじめてマスコットが誕生したのはフランスのグルーノーブル1968大会。マスコットの名は「シュス」。この大会以降、オリンピックにマスコットが登場するようになりました。
平昌2018大会のマスコットである「バンダビ」はツキノワグマです。ツキノワグマは韓国の神話に登場し、韓国の文化や民族と密接な関係があります。強い意思と勇気の象徴。ツキノワグマは開催都市がある高原道(カンウォンド)のシンボルでもあります。
リオ2016大会の「トム」は、ブラジルの植物がユニークに融合したキャラクター。自由に体を変形させ、決意と喜びの気持ちで、障がいを乗り越えます。また、大きな葉の頭から不思議なアイテムを取り出して問題を解決することもできます。
ソチ2014大会のペアマスコットは、暑い惑星出身の男の子「レイ・オブ・ライト」と寒い惑星出身の女の子「スノーフレーク」です。アイススレッジホッケーや車椅子カーリングなどのスポーツを発明し、ふたりは友達になりました。
2012ロンドン大会の「マンデビル」のボディは磨き抜かれたスチール製。出会う人々の外見と性格をうつします。目はカメラ、額の黄色のライトはロンドンのタクシーをイメージしています。
バンクーバー2010大会のマスコットはオーカ・クジラがモデルとなっています。その名は「スミ」。守護神として描かれ、腕はサンダーバードの翼であり、熊の脚を持っています。名前の「スミ」には「守護精神」の意味があります。
北京2008大会のマスコットに選ばれたのは牛の「フーニウララ」です。その名は文字通り「幸運!(Fu) 、 牛(Niu) -、幸福(Lele)」を意味しています。「フーニウララ」に決定するまでに、87案のデザインが様々な理由で却下されたといわれています。
雪の結晶がひとつひとつ違っていてユニークな存在であるように、パラリンピックに参加するアスリートたちもユニークで貴重な存在である。このメッセージを体現したのが、トリノ2006大会のマスコットとして登場した「アスター」です。
アテネ2004大会でマスコットに選ばれたのはタツノオトシゴの「プロテアス」です。これまでのデザインの流れから少し離れ、競技の性質とアスリートのたゆまぬ努力を表現しています。
ソルトレイクシティ2002大会のマスコットとなった「オットー」は、ユタ州で長い歴史を持つカワウソです。かつてネイティブアメリカンは 、カワウソがもっとも強い動物のひとつであると考えていました。20世紀初頭の絶滅の危機も克服しています。
シドニー2000大会ではマスコットとして「リジ―」が選ばれました。顔のまわりのフリルはオーストラリアの国土の形を表し、黄土色は国土の色を表しています。「リジー」は、この大会に参加するすべてのパラリンピック選手の強さ、決意、心構えを象徴しています。
長野1998大会では、緑と赤の耳を持つウサギがマスコットとして選ばれました。「パラビット」という名は、学生たちの間でコンペが行われ、3,408件のエントリーの中から選ばれました。
アトランタ1996大会のマスコットには不死鳥のフェニックスが選ばれました。その名は「ブレイズ」。再生・忍耐・決意の象徴であるだけでなく、「ブレイズ」はアトランタ市のシンボルでもあります。 障害を持つ人々が不自由のない生活を送るための決意を表しています。
リレハンメル1994大会の「ソンドレ」は、スカンジナビア地方のおとぎ話に登場するトロルがモチーフです。片足でスキーをするデザインは全国規模の学生コンペで選ばれました。彼の名は、現代スキーの父ともいわれるソンドレ・ノルハイムをリスペクトして名づけられました。
バルセロナ1992大会のパラリンピックマスコットである「ぺトラ」は、スペイン人のデザイナー兼イラストレーターによってデザインされました。「ペトラ」は正直で、外交的。そして、エネルギッシュで勇敢な少女です。腕が描かれていない理由は、決して武器を持たない、平和な姿勢を示しています。
アルベールビル1992大会の「アルピー」は、その名の通り、ヴァノアーズ山脈の一部であるグランドモット山の形をしています。モノスキーを装着し運動能力をアピールしています。
ソウル1988大会のパラリンピックマスコット「コンドリ」は、韓国語でテディベアを意味します。一般的に知恵と勇気を象徴するクマ。そのクマが肩を組み、二人三脚をしている姿は、人類が平和に、そして協力して励ましあうことで、問題を克服できるというメッセージを表現しています。
ニューヨーク1984大会のパラリンピックマスコットである「ダン ディー ライオン」は、ランニングシューズを履きジョギングウェアを身に着けていました。彼の名は、ニューヨークの障がいを持つ学生たちの投票により決定しました。