LGBTなどへの取り組みを評価する「PRIDE指標」で「ゴールド」受賞

公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(東京2020組織委員会)は、昨年度に引き続き、職場におけるLGBTなどのセクシュアル・マイノリティ(以下、LGBT)への取り組みの評価指標「PRIDE指標」に応募し、最高ランクの「ゴールド」を受賞しました。

2018年は、当事者コミュニティに対する取り組みが足らなかったことでシルバー受賞となりましたが、2019年はダイバーシティ&インクルージョン(D&I)推進の意識向上を目的に「D&I宣言」を行ったことなどの取り組みが認められ、8項目すべての条件を満たすことができ、ゴールド受賞となりました。

評価項目

(1) 会社としてLGBT等の性的マイノリティに関する方針を明文化し、インターネット等で社内外に広く公開している。
(2) 方針に性的指向という言葉が含まれている。
(3) 方針に性自認という言葉が含まれている。
(4) 会社の従業員に対する姿勢として定めている。
(5) 従業員の行動規範として定めている。
(6) 採用方針として学生等に伝えている。
(7) 経営トップが社内外に対し方針に言及している。
(8) お客様・取引先に対する方針を明文化し公開している。

東京2020組織委員会は、大会ビジョンの中で「多様性と調和」を掲げており、東京2020大会そのものが社会への理解促進活動・イベントであると位置づけています。大会時には世界中から2000万人もの多様な人々が日本・東京に集まります。そこにいるすべての人に大会を楽しんでいただくためにもダイバーシティ&インクルージョンは大切な考え方です。2020年に向け、パートナー企業をはじめ、各種団体等と連携し、皆さまに楽しんでいただける大会にするために、より一層尽力してまいります。

表彰状

2019年は「ゴールド」受賞

D&Iについて

東京2020大会では、「すべての人が自己ベストを目指し(全員が自己ベスト)」「一人ひとりが互いを認め合い(多様性と調和)」「未来につなげよう(未来への継承)」を3つの基本コンセプトとし、「史上最もイノベーティブで、世界にポジティブな改革をもたらす大会」の実現を、大会ビジョンとして掲げています。

私たちは、「Know Differences, Show Differences. ちがいを知り、ちがいを示す。」のアクションワードのもと、ダイバーシティ&インクルージョンを、大会ビジョンの実現、ひいては東京2020大会成功の原動力として、大会計画・運営準備を進めています。

ダイバーシティは「多様性」「一人ひとりのちがい」、インクルージョンは「包括・包含」「受け入れる・活かす」という意味を持ちます。多様性は、年齢、人種や国籍、心身機能、性別、性的指向、性自認、宗教・信条や価値観だけでなく、キャリアや経験、働き方、企業文化、ライフスタイルなど多岐に渡ります。

多様な人々が互いに影響し合い、異なる価値観や能力を活かし合うからこそイノベーションを生み出し、価値創造につなげることができます。「ちがいを知り、ちがいを示す」、つまり、互いを理解し、多様性を尊重するからこそ、個々の人材が力を発揮できる。それが、私たちの実現していく東京2020大会の姿です。

そして、すべての選手、観客および大会関係者等にもD&Iの考え方を共有することで、大会後には、一人ひとりが東京2020大会で得たD&Iの意識を新たなフィールドで実践しつづけることにより、日本社会にD&Iの考え方をレガシーとして根付かせていくことを目指しています。

ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)