新国立競技場の内部を公開 涼しさと自然を感じられる作りに

日本スポーツ振興センターは2019年7月3日(水)、東京2020オリンピック・パラリンピックの開会式・閉会式などが行われる新国立競技場の建設工事現場を公開しました。工事は9割ほど終わっており、今後は今年11月末の完成に向けて外装や内装、フィールドなど残り部分を仕上げていく予定です。

新国立競技場の建設工事現場が公開されました

歩行者デッキを移動し、場内に入ってまず感じたのは涼しさ。当日は陽こそ出ていませんでしたが、湿度が高く、歩いていると汗がしたたり落ちるような気候でした。しかし、観客席の後方に設置された気流創出ファンから放出される風により、体感温度がずいぶん下がっているように感じられました。また競技場を囲むように取り付けられている屋根も、観客席全体を覆い、大部分が日陰となります。担当者によると、「体感温度は10度くらい低くなる」そうです。

観客席の後方に設置されている気流創出ファン

屋根で覆われているため、観客席の大部分が日陰に

観客席は、下層から上層に向かってグラデーショナルに色を変化させたモザイク状のアースカラーとなっており、緑豊かな周辺の環境と調和する空間を創出しています。シートカラーには白・黄緑・グレー・深緑・濃茶といったアースカラーが選定され、フィールドに近い部分は濃い色を多く配置。一方で屋根に近い部分は薄い色が主に取り入れられています。下層の席からはフィールドが近く、迫力あるシーンを目の当たりにすることができそうです。競技場の北側と南側にはフルハイビジョン画質の大型映像装置も設けられていました。

シートにはアースカラーが選定されています

フルハイビジョン画質の大型映像装置

名称は「国立競技場」に

12月21日(土)には一般の方に向けに、オープニングイベントを開催。このイベントの観客数は6万人規模が想定されており、日本を代表するアスリートやアーティストの出演が予定されています。

完成は11月末予定。12月21日にはオープニングイベントが開催されます

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