さまざまなロボットが大会をサポートする「東京2020ロボットプロジェクト」が本格始動

公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(東京2020組織委員会)は、大会ビジョンに掲げた「史上最もイノベーティブで世界にポジティブな改革をもたらす大会」を目指し、このたび、イノベーティブな取り組みの一つとして、「東京2020ロボットプロジェクト」を発表しました。本プロジェクトでは、ロボット有識者のご協力のもと、国、東京都、大会パートナー、東京2020組織委員会が連携して取り組んでいきます。
本日、「東京2020ロボットプロジェクト」第1弾として、プロジェクトの概要と、車いす席の方をサポートする生活支援ロボットの活用および大会運営におけるパワーアシストスーツの活用について発表しました。今後も「東京2020ロボットプロジェクト」で活躍する新たなロボットについて、順次発表予定です。

東京 2020 ロボットプロジェクト概要

名称:東京2020ロボットプロジェクト
メンバー:ロボット有識者、国(内閣官房、文部科学省、経済産業省)、東京都、大会パートナー(パナソニック株式会社、トヨタ自動車株式会社)、東京2020組織委員会

第1弾発表

1.生活支援ロボットによる車いす席観戦サポート
概要:ロボットによる物品の運搬や観戦席への誘導を通じ、車いすの観客のストレスフリーな入退場・観戦をサポート
サポート場所:オリンピックスタジアム 車いす席の一部
対象競技席数:陸上競技(オリンピック・パラリンピック)各セッション16組32席(予定)
ロボット:生活支援ロボット HSR (Human Support Robot)・DSR (Delivery Support Robot)(トヨタ自動車株式会社)

実施イメージ

HSR

DSR

2.パワーアシストスーツを活用した運営支援
概要:大会期間中の運営作業スタッフの負担を軽減するため、パワーアシストスーツを活用。重量のある飲食物、廃棄物等の運搬業務及び大会関係者の荷物をバスに積み入れる際等に活用。
使用エリア:競技会場、大会関連各施設等
ロボット:パワーアシストスーツ(パナソニック株式会社)

選手の荷物運搬等(イメージ)

パワーアシストスーツ

比留川 博久「東京2020ロボットプロジェクト」リーダーコメント
東京 2020 大会は日本のロボット技術を発信するまたとない機会であり、このプロジェクトではショーケースとしてロボットを単に展示するのではなく、実際に日本でロボットが人の役に立つ姿を発信したいと考えています。競技観戦のみならず、ロボットの活用・展開にもご期待ください。

井戸 正弘 パナソニック株式会社 執行役員(東京オリンピック・パラリンピック推進本部 本部長)コメント
パナソニックは、日本初のパラリンピックのワールドワイド公式パートナーとして、事業を通じた大会成功への貢献を目指しています。当社スポンサーカテゴリーであるパワーアシストスーツなどのロボット技術が障がいのある方のみならず、すべての人と社会へのお役立ちにつながり、後世に遺るレガシーとなることを強く願っております。

古賀 伸彦 トヨタ自動車株式会社 未来創生センター長コメント
トヨタ自動車は、大会を通じ「すべての人に移動の自由を」提供したいとの想いから、ロボットを含む様々なモビリティの開発に取り組んでおります。生活支援ロボットにより、車いすのお客様に心置きなく観戦を楽しんでいただき、スポーツが生み出す「感動」やスタジアムの熱気を感じていただくことをサポートできればと思っています。

古宮 正章 東京2020組織委員会 副事務総長コメント
大会ビジョンに掲げた"史上最もイノベーティブな大会"にすべく、様々な方々のお力を借りながら、ロボットプロジェクトを開始いたします。日本が強みとするロボット技術を大会に来られる様々な方に体験していただき、新しい大会のスタイルを提示したいと思います。