木もちのよい木づかい木くばりでオリンピック・パラリンピックを森あげていくべ!

東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(東京2020組織委員会)は、2017年7月より、プロジェクト「日本の木材活用リレー ~みんなで作る選手村ビレッジプラザ~」を実施しています。チーム歓迎式典等が行われる選手村ビレッジプラザを全国63自治体の木材を活用して建築し、大会後にはその木材をレガシーとして各地で活用していただく予定です。この取り組みはオリンピック・パラリンピック史上、初の取り組みです。

地方から大会を森あげっぺ。そして、大会成功のための1つのピースとなれれば。

山形県山形市もこのプロジェクトに協力している自治体の1つです。
これまで地域で育ててきた樹齢88年の市有林のスギ約50㎥が選手村ビレッジプラザに活用されます。

2018年5月12日、伐採される市有林のある一帯で木材伐採式、協定締結式及び木材エンブレム記念盾贈呈式が行われました。
式には市や地域の関係者、地元の小学生など、約100名が参加しました。

東京2020組織委員会より木材エンブレム記念盾を贈呈

市有林で開催した伐採式

市有林のスギ

市有林に斧入れを行う山形市長

山形市のスギは昭和初期に地区の将来を考えて植林され、地域で大切に育てられてきました。大会後は、小学校の建設資材やコミュニティーセンターでレガシーとして使用する予定です。
式に参加した生徒達が通う山形市立西山形小学校は、生徒が在校中に大会から戻ってきたスギで再建設される予定です。生徒の1人は「あの木が戻ってきて学校が作られるのが楽しみ!」と話していました。

伐採の様子を見守る子供たち

伐採の様子を見守る子供たち

これまでスギを管理してきた山形市の職員は、
「東京2020大会は東京中心で起こっていてあまり興味を持てなかった。それが、このプロジェクトを通じて関わることができて嬉しい。」
「地方から大会を森あげっぺ!そして、大会成功のための1つのピースとなれれば。」
と大会の成功を願っていました。

また、
「スギが持つ温もり、温かさが日本人のおもてなしの心と相まって世界の人々に感動を与えたい。」
「大事に育ててきた自分の子どものように可愛いスギである。今回このように使われるのをスギそのものが喜んでいるのでは。」
などと、地元の方々からも期待の声があがっていました。

東京2020組織委員会は、各地域の人々が様々な思いを乗せて送り出す木材が大会を盛り上げ、大会後も地域のレガシーとして愛され続けることを目指しています。

日本の木材活用リレー ~みんなで作る選手村ビレッジプラザ~
提供木材の紹介と東京2020大会へのエール