「PyeongChang to Tokyo」つぎは東京! ~国際パラリンピック委員会(IPC)アンドリュー・パーソンズ会長が語る東京2020パラリンピック競技大会への期待~

3月13日(火)、アンドリュー・パーソンズIPC(国際パラリンピック委員会)会長が、東京2020組織委員会と東京都が平昌2018オリンピック・パラリンピック冬季競技大会(以下、平昌2018冬季大会)期間において韓国の江陵オリンピックパーク内に開設中の「Tokyo 2020 JAPAN HOUSE」に来場しました。

パーソンズ会長は、「THE TOKYO TRAVELLERSコーナー」や「東京2020大会PRコーナー」など館内の各コーナーを巡り東京の魅力に触れることで、東京2020パラリンピック競技大会の開催を一層期待している様子でした。

スタッフの説明を聞くパーソンズ会長
THE TOKYO TRAVELLERSでご自身のアバターをスキャンするパーソンズ会長

また、パーソンズ会長にインタビューを行い、平昌2018冬季大会での気づきやそれを東京2020パラリンピック競技大会へどうつなげていくかなど、パラリンピックへの思いをお伺いしました。

アンドリュー・パーソンズIPC(国際パラリンピック委員会)会長 インタビュー

インタビューに応えるパーソンズ会長

会長自身が平昌2018冬季大会で得た大きな気づきはどんなことでしたか?

平昌2018冬季大会は、世界中にパラリンピックムーブメントが広がり、パラリンピックスポーツへの関心が高まっていることを証明できた大会になったと思います。
パラリンピックのさらなる発展と国際的関心を高めていくためにも、東京2020パラリンピック競技大会および北京2022パラリンピック競技大会をより成長させるために、平昌での学びを活かして計画を立てていきたいと思います。

冬競技と夏競技では違うこともあると思いますが、平昌2018冬季大会から東京2020パラリンピック競技大会の成功につなげるためのヒントは何でしょうか?

もちろん冬と夏の大会では大きく違います。ただ、大会のプロモーション方法や放送、スポンサー企業やメディアとの連携、大会の機運醸成など、多くの要素は同じだと思います。今回、韓国(平昌2018冬季大会)はこれらをうまくまとめた、よい例であると思います。
ただ、私たちと東京の方々は招致の段階から密接に大会の計画を進めており、私たちは東京2020パラリンピック競技大会の準備は順調であると考えています。私たちは2年半後の東京で、みなさんが素晴らしい大会を見ることが出来ると確信しています。

東京2020パラリンピック競技大会を通じてIPCとして実現させたいことはありますか?また、どんな大会になることを期待しますか?

高度なテクノロジーと伝統的な価値観が融合した大会となることでしょう。私が日本の大好きなところの一つは「おもてなし」、すなわち外国の方を受け入れるホスピタリティです。私は、東京2020パラリンピック競技大会がパラリンピックムーブメントを向上させ、また、東京のみなさんが素晴らしい大会を運営し発信していくことで、日本の社会に長いレガシーを残していく姿を見たいです。

東京2020パラリンピック競技大会のビジョンのひとつに「共生社会の実現」があります。大会を通じて共生社会を実現するためには何が必要だと思われますか?

パラリンピックは、共生社会実現のための非常に良い機会だと考えています。例えば、法律の制定や改正を行うにあたり、障がいのある方の実際の生活に焦点を当て、スポーツだけでなく生活環境におけるアクセシビリティ、雇用機会の拡大、若者世代の巻き込むことなどですね。子供たちを巻き込み、今日の若者世代がパラリンピックの価値や障がいのある方への様々な理解を深めることができれば、受容・寛容・共生という点で、間違いなく将来、今日より良い日本の社会へと変革されていくのだと思います。

東京2020パラリンピック競技大会を通じて、参加したボランティアや観客の方々はどのような経験を得ることができますか?

みなさんの人生を変えるような一生に一度の忘れがたい体験ができると思います。アスリートのパフォーマンスを観たり、アスリートと直接交流することを通じて、皆さんの人生を変える経験を得ることができるしょう。

PyeongChang to Tokyo