スザンヌさん、藤井選手に聞いた!熊本から見た「東京2020大会」とは。

熊本会場の様子

日本人選手達の目覚ましい活躍のうちに幕を閉じた平昌2018オリンピック。その熱気を引き継ぎ、平昌2018パラリンピックが開催されている中、3月10日に熊本会場にてライブサイトが開催されました。ステージイベントに登場した藤井瑞希選手(オリンピアン・バドミントン/ロンドン2012大会)、スザンヌさん(タレント)。ともに熊本出身・在住のお二人に地元への想いや東京2020大会への期待をうかがいました。

コートの外から見て気づいた「スポーツの力」。バドミントンで熊本を元気に!

ステージイベントに登場した藤井瑞希選手

ライブサイトの印象をお聞かせください。

体験コーナーがあったり、選手と触れあう時間があったり、スポーツについて色々学ぶことができる場所だなと思います。出演した選手もスポーツの楽しさやバドミントンの楽しさを伝えることができたらと考えていました。
以前にもライブサイトに出演させていただいたのですが、その時会場に来た方々が私の話にうなずいたり、「えー!」って言ってくれたりすごく聞いてくださっていて。そういう機会って、ちゃんとしたスポーツイベントでしか話すことがないです。オリンピックに直接的に携わっているイベントはなかなかないですし、見られる機会もあまり無いのでライブサイトってすごくいいものだなと思いました。

全国各地でイベントをやってもらうっていうのは素敵なことで、地方にいても(大会に関連するイベントに)参加させてもらえることで、改めて東京2020大会は日本全体で盛り上げていかなきゃいけないものなのだなって実感できることができます。

ロンドン2012大会に出場された時の地元からの応援は、藤井選手にとってどのようなものでしたか?

ロンドンの時も、日本各地から応援していただいたんですけれども、地元の人は私が小さい時から「活躍を新聞で見てました」と言ってくださる方とか、オリンピックだけではなく長い間知ってくれている人が多かったので、そういう面では、自分が育ってきた場所で、「家族」みたいな感じですね。小さい時から私のことを知ってくれていて、見て、応援してくれていた人なんだって思うと、(普通の応援よりも)余計に「頑張らなきゃ」って思いますし、より一層「愛情」を感じますね。

ロンドン2012大会から地元に帰って来た時の印象はいかがでしたか?

東京でパレードをしたり、お迎えしてもらえたり、それももちろん嬉しいのですが、地元に帰ってくると「安心感」がありますし、涙も出てきてしまうし、ずっと応援してくれていた人の顔を見るだけで「帰ってきたなー」「嬉しいなー」と実感することが強いです。他(の応援)とはまた関係性が違いますし、お互いの想いが大きいと思うので、そういう意味では地元って違うなって思いますね。

ロンドン2012大会ダブルスの藤井瑞希選手(手前)と垣岩令佳選手(奥)

藤井選手が考える「スポーツの力」とは?

リオ2016大会に出場しなかった時に初めて、(選手としてではなく)コートの外から見ていて思ったのは、やっぱりいろんなパワーや勇気をもらえるし、それが自分の知っている人や触れ合った人たちが頑張っているのであれば、さらに自分自身ももっと頑張らなきゃなって思わされました。
ロンドンでメダルを取った時は、周りの人から「勇気をもらった、パワーもらった」と言われても、自分は一生懸命プレーするだけだったのでいまいちピンと来てはなかったんです。だけど、自分が引退してコートの外から選手を見たときに信じられないくらい、計り知れないくらいのパワーやモチベーションをもらえたんですね。スポーツの力は目に見えないけど、見た人に与える影響力は大きいんだなって感じました。

選手として復帰され、東京2020大会を目指そうと思われたきっかけは何ですか?

復帰した理由は、熊本が震災にあったから。今自分にできることは何か考えた時に、「スポーツを通して与えられる力はすごい」と気づけたので、不特定多数の方々にどうにかパワーを与えたいって思いました。自分にできることは、選手として復帰して、それを見てもらって少しでも元気になっていただける方がいたらなと思って...。なので、震災がなかったら復帰はありえませんでしたね。震災に対して、自分が発揮できる最大限の力を考えたら、スポーツで還すことしかないかなって思ったんですね。
垣岩選手も同じ気持ちで復帰に至り、やはり熊本で復帰できたのが大きかったですね。

東京2020への意気込みを教えてください

しっかり「準備をする」ことが大事だなと思っています。それは、練習や色んなことがあると思うんですけど、その時が来たときに、自分がやるべきことが絶対あるので、そこで発揮できるのかなって思っています。その結果、バドミントンや熊本に還元することがベストですね!

見て、触れて、話を聞いて。日本全国で東京2020大会を感じよう!

ライブサイト熊本のステージイベントに登場してくださったスザンヌさん

ライブサイトはご存知でしたか?

申し訳ないんですけど知らなくて...今回出演させてもらうということで、初めて知りました。家族や子供たちと一緒に来た時に、競技体験をしたり、初めて知るスポーツに触れられたり、本当に素晴らしいイベントだなと思いました。今日だと、ゲストの川崎選手が実演してくれた空手の型を子どもと見たんですけど、「かっこよかったねー」って話してたんですよ。そういうことで子どもたちが刺激を受けられるのが素敵だなって。普段できない体験が地元でできるということが素晴らしいな、と思いました。

もちろんテレビで応援することはあるんですけど、実際「違う世界」のようなイメージが今まであったので、東京でオリンピック・パラリンピックがあるって言っても「東京でやるのってどんなものなんだろう?」という感じで、、、だけど、こういう風に距離が近いところでやってくれると、期待も高まるし、さらにはライブサイトに行って、たくさん応援したり、いろんな競技を知ることで、興味のなかった選手や、そこで学んだスポーツを見てみたいと思えるんじゃないでしょうか。
ライブサイトをきっかけに興味を持つ人も多いと思うし、応援する中でも「熱」が入っていくというのがあると思うので、東京は今までの大会と、応援する側もちょっと違うものになるんじゃないかなという期待がもてました。

今回ライブサイトに出演をして東京2020への想いは高まりましたか?

オリンピックもそうなんですけど、特にパラリンピックってなかなか知識がなく、見てもルールがわからないことが多くて、、、ただ今回のゲストの木谷選手からボッチャのお話を聞いて、「こんなボールを使うんだ」「カーリングに似ているんだな」「なるほど、これくらいの重さのボールを使ってやっているんだ」と理解が深まりました。自分に近い空間で、見たり、触れたり、お話を聞けたりすることで、今まで興味がなかったものに興味を持てるのは、このライブサイトの素敵なところですし、私は「今度ボッチャを観に行ってみよう」とすごく思うようになりました。
なかなか日本の選手が出ていないと観ない競技もありますが、木谷選手が同じ九州出身ということで応援したいなと思ったし、ルールも覚えてみようかと思ったり、またさらに盛り上がるように、自分たちも「もっと知ろう」って思えるようになるんじゃないかなと感じました。

ライブサイト熊本のステージでお話されているスザンヌさん

東京2020大会への期待をお聞かせください。

東京開催が決まった時は、「まだまだ先の話だ」と思っていたんですけど、あと2年半で始まるなんて信じられないです。
日本の色んなところで東京2020大会に向けて準備することがたくさんあると思いますが、それが形になるのが本番で、それによって「日本が変わるかもしれない」って言われているんですよね。国民一丸となって色んな国の方たちを迎え入れると思うので、そういう意味でもすごく楽しみがいっぱいですし、期待しかないなって思っています!
また、日本の良さを自分たちも改めて知ることができればいいなと思います。今当たり前だと思っていることも、外国の方と触れあうことで「これって日本人の良さなんだな」と思える部分があるんじゃないでしょうか。
子どもたちにとっては、身近で見られて、しかも子どものときに見られるってとても贅沢なことじゃないですか!人生の中で一度もない人だっている中で、そのチャンスを使って、生で見て感じてもらって、何かを始めるきっかけになったらいいですよね。それでスポーツを始めた子たちが、またさらに次のオリンピック・パラリンピックへ向けて進んでいけるだろうから、できるだけライブサイトのような「肌で感じられる」機会がたくさんあればいいな、と思います。

今後も日本全国各地で東京2020大会に向けた取り組みやイベントが開催される予定です。東京2020大会をきっかけに、スポーツの力を通して日本全体を盛り上げよう!「東京2020ライブサイト in2018」にもぜひお越しください。

東京2020ライブサイト in 2018

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