柔道 藤本選手、廣瀬選手、競泳 津川選手 メダリスト記者会見

リオデジャネイロ2016パラリンピック競技大会2日目、日本代表選手団は、柔道男子60キロ級で廣瀬誠選手が銀メダル、柔道男子66キロ級で藤本聰選手が銅メダル、競泳男子100メートル背泳ぎで津川拓也選手が銅メダルを獲得しました。

一夜明けた9月9日朝(リオデジャネイロ現地時間)、TOKYO 2020 JAPAN HOUSEにて、藤本選手、廣瀬選手、津川選手の記者会見が行われました。

選手のコメントを紹介します。

藤本 聰選手 コメント

北京2008パラリンピック競技大会から8年間、長かったようであっという間だった。今は、やっと終わった、ひと区切りついたという気持ち。これまでの8年間分の気持ちが、最後に「銅メダル」という形となって本当によかった。

アゼルバイジャンの選手との対戦は初めてだった。寝技が強いと聞いていたが、相手は立ち技から寝技へと、自分の得意なスタイルへ持ち込むのがとても上手だった。

初めての3位決定戦、「絶対にメダルだけは持って帰り、応援していただいている皆さんに喜んでもらいたい」と、気持ちを奮い立たせた。最後は「自分が世界で一番練習してきた。やることはすべてやってきた」と自分自身に言い聞かせ、気持ちを立て直し、モチベーションを上げて試合に挑んだ。

今大会は、これまでのパラリンピック大会と比べて、国内の代表決定戦の時からメディアの数が圧倒的に違い、柔道も注目されていると感じていた。これから2020年にむけて、着々と準備が進んでいくと思う。4年後、東京2020大会の時は45歳だが、現役でもなんとかいける年齢だと思うので、最後に日本武道館のセンターホールで、君が代を歌いながら日の丸を掲げ、これ以上にない最高の景色をみて現役を引退したい、と今は思っている。

今食べたいものは、特にない。減量中は何を食べても感動するほど美味しく感じるが、減量期間が終わるとそこまで欲しくなくなる。会いたい人は、これまで支えてくださった方々や、応援やお祝いの言葉をくださった人たち。早く会ってメダルの報告をしたい。

廣瀬 誠選手 コメント

これまで支えてくださった方々に、銀メダルという結果で報いることができてほっとしている。アテネ2004大会の時と同じ「銀」メダルだが、今回のメダルは、本当に多くの人に支えられて獲れたメダルであり、一人ではこの結果は出せなかった。

日本代表に選ばれてからは、「日の丸を背負って戦う」という気持ちもあって、合宿や練習時間で忙しく、子供たちと触れ合う時間がどうしても少なくなっていたので、結果を出したことで子供が喜ぶ姿を見れたことは、父親としても嬉しく思っている。表彰式の後に観客席へ行って子供を抱き上げることもできたし、子供が喜んでいる顔も見ることができたので、家族をリオに連れてきてよかったと思っている。妻からは、メールで「結婚してよかった」と言ってもらえた。

2004年に初出場してから、少しずつパラリンピックのステータスが上がってきていること、同時に周囲の環境も良くなってきているのを感じている。東京2020大会が決定してからは、今回の合宿環境も含め、周囲のサポートも良くなり試合に集中することができた。これから2020年に向けて、選手も期待に応えられるように日々練習に取り組まなければいけないと思う。

自分自身は、今回で現役の引退を考えている。今後は、お世話になった柔道、そして視覚障がい者柔道、パラリンピックスポーツに感謝の気持ちを還元し、発展に向けての活動に貢献していきたい。

今は何が食べたいというよりも、支えてくれた人たちと楽しくご飯が食べたい。家でゆっくり家族と過ごしたい。そして、改めて両親に会いたい。

津川 拓也選手 コメント

メダルをもらった時は嬉しかった。次の目標タイムは2分17秒。今日の午後も練習をする予定。今食べたいのはアイスクリーム。会いたい人は母。

記者会見の様子

藤本聰選手

廣瀬誠選手

津川拓也選手

笑顔の藤本聰選手

藤本聰選手、廣瀬誠選手、津川拓也選手