5競技、18種目を東京2020大会の追加種目としてIOCへ提案

本日(9月28日)、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は、国際オリンピック委員会(IOC)へ提案する東京2020大会の追加種目を決定しましたのでお知らせいたします。

組織委員会からIOCへ提案する追加種目は以下の通りです。
競技提案種目種目数選手数
(合計)
野球/ソフトボール野球 (男子) 1   144
ソフトボール (女子) 1     90
空手形 (男女) 2     20
組手3階級 (男女) 6     60
スケートボードストリート (男女) 2     40
パーク (男女) 2     40
スポーツクライミングボルダリング・リード・スピード複合 (男女) 2     40
サーフィンショートボード (男女) 2     40
合計 5 競技合計 18   474



東京2020種目追加検討会議 御手洗座長発表内容(全文)
今回の追加種目の提案は、昨年12月のIOC総会において採択されました『オリンピックアジェンダ2020』によって、開催都市の組織委員会に初めて認められたものであります。

オリンピック史上前例の無い、イノベーティブで新しい形でのオリンピック競技大会への種目追加となり、東京大会に大きな魅力と価値をもたらすとともに、日本におけるスポーツへの関心の高さや広がりを、世界中に伝える良い機会になると確信しております。

さて、種目追加検討会議は、『オリンピックアジェンダ2020』の採択後、本年2月に設置され、これまでおよそ8カ月間にわたり、ここにおられる皆様とともに、慎重に議論を重ねてまいりました。その間、各国際競技団体(IF)に対して、2日間にわたってヒアリングを実施し、計画やコストについて確認を行いました。

また、種目の選考にあたっては、3つの主要原則、すなわち、「若者へのアピール」、「国民機運の向上」、「公正で開かれた選考プロセス」の3つに基づいて行ってまいりました。

そして、本日午後に行われた検討会議におきまして、追加種目の提案に関する意見を取りまとめ、先ほど開催された組織委員会の理事会におきまして、IOCに提出する追加種目について承認を得ることができました。

それでは、組織委員会からIOCへ提案する追加種目を発表いたします。

(競技)   野球・ソフトボール
(提案種目) 野球 男子
       ソフトボール 女子
野球は日本の国民的スポーツであり、また、ソフトボールは北京オリンピックの際に全競技中継中、最高視聴率を獲得したスポーツ。全国民を熱狂させ、大変な価値を東京2020大会にもたらすと確信しています。

(競技)   空手
(提案種目) 形 男女
       組手3階級 男女
空手は日本発祥で世界各地に広まった競技であり、日本のスポーツ文化を世界に発信し、日本開催ならではの大会イメージを、世界に印象づけます。

(競技)   スケートボード
(提案種目) ストリート 男女
       パーク 男女
ストリートスポーツの代表格として、東京の都会のイメージに合致し、大会に大きな価値を付加します。抜群の若者へのアピール力と、人気面においても大きな期待ができ、日本がハブとなって、現在の世界における人気を一層加速し、若者世代へオリンピックの価値を訴求できる大きな可能性があります。

(競技)   スポーツクライミング
(提案種目) ボルダリング・リード・スピード複合男女
世界各国のアウトドアブームにおいて、スポーツクライミングはその代表格として成長しており、他のどのオリンピック競技にも見られない、垂直方向へ登るアスリートの力を競い合うという競技の特徴が、大会にユニークで全く新しい価値をもたらします。

(競技)   サーフィン
(提案種目) ショートボード 男女
マリンスポーツの代表格として、若者のライフスタイルに大きな影響を与えており、トップアスリートたちはサーフィンを通じ、流行を生み出す存在として、多くの国で若者の絶対的な支持を得ています。ビーチで音楽と共に開催される競技は、大会により一層の祝祭的要素を加えることができます。

ここにあります5競技、18種目を追加種目としてIOCへ提案いたします。

今回、追加種目のショートリストには8つの競技が残り、そのすべての競技が、大会に大きな付加価値をもたらす可能性を示すものでありました。

さまざまな意見がある中で、検討会議におきましては、IOCが示す500人の追加選手枠の中で、この5競技、18種目が、大会に最も大きな付加価値をもたらすベストな組み合わせである、との結論に至りました。

これらの種目が、来年の8月にリオデジャネイロで開催されるIOC総会において正式に決定されれば、東京2020大会では、既存の10,500人枠の選手に加えて、新たに474人の選手を迎え入れることが可能になります。

オリンピックを夢見て、日々トレーニングに励む、5競技の若いアスリートたちに夢の扉を開く可能性が生まれたことは、大変嬉しく、また喜ばしく思います。

また、これらの種目が正式に追加されれば、全国で東京2020大会の開催気運がより一層高まるとともに、世界の若者たちの視線が、これまで以上に東京・日本に集まるものと大いに期待しております。
会議の模様 会議の模様 会議の模様 森善朗会長と高橋尚子アスリート委員会長