東京 2020 オリンピック・パラリンピック招致委員会 ロンドンにて記者会見

東京 2020 オリンピック・パラリンピック招致委員会は、ロンドンにて記者会見を実施いたしましたので、その概要を下記のとおりお知らせいたします。

出席者:
・猪瀬 直樹 (東京都知事/招致委員会会長)
・竹田 恆和 (招致委員会理事長)
・福井 照 (文部科学副大臣)
・水野 正人 (招致委員会副理事長/専務理事)
・澤 穂希 (オリンピアン/招致アンバサダー)
・鈴木 孝幸 (パラリンピアン/招致アンバサダー)


会見では、国際PRのスタートに合わせ、 フィルム「Tomorrow begins~未来(あした)がはじまる~」が上映されました。
招致アンバサダーをはじめとする、出席者のコメントです。


(竹田 恆和 招致委員会理事長)
今週の初めに立候補ファイルを提出した。今回の立候補ファイルは、前回 2016 の開催計画を土台に、さらにIOC関係者の助言を反映して、改善を尽くした。前回の計画の良い面は維持し、できる部分はさらに改善している。
私たちの計画は、ロンドン同様に、東京大会を「世代を超えた感動」の場にできるという確信をもっている。「Discover Tomorrow」というスローガンを掲げ、スポーツを愛する日本国民の情熱に支えられた躍動感あふれる祭典を開催し、世界中を魅了する機会にしたい。
2020 年の東京の大会は、3 つの約束、「Delivery=安全・確実な大会運営」、「Celebration=世界中を魅了するダイナミックな祭典」、「Innovation=革新がもたらす未来への貢献」、に支えられている。


(猪瀬 直樹 東京都知事)
昨年、ロンドン大会を視察した際に、オリンピックスタジアムで、会場がわれんばかりの歓声に溢れ、これがオリンピックの持つ力かと、心から感動した。ロンドン大会は、世界中の人々をインスパイアした。
東京も、ロンドンのような素晴らしい大会を開催したいと決意を固めている。
2020 年東京大会は、世界で最も安全で先進的な大都市の中心で開催されるダイナミックな祭典になる。オリンピック・パラリンピック開催の夢の実現のため、我々は、東京の全ての資源を活用する準備が出来ている。そして何よりも、大会を成功させるために、東京都は出来ることの全てに取り組んで行く。
昨年、ロンドンは、成熟した都市が開催都市になることのメリットを証明した。我々もまた、2020 年、東京でそれが証明できると思っている。東京は、一人ひとりが輝く、希望ある都市になると信じている。東京での素晴らしい大会に、世界中の人々を温かくお迎えできると確信している。


(福井 照 文部科学副大臣)
昨年末の新内閣の発足にあたり、文部科学省に対し、最初の指示として、安倍内閣総理大臣は、2020 オリンピック・パラリンピックを実現し、スポーツ立国を推進するよう直接、指示された。オリンピック・パラリンピック招致に対する国の支援はこれまでと同様、極めて強いものであることを保証する。安倍総理からは、東京開催に対し力強く支援していきたいとのコメントを頂いている。
その一つの表れが、オリンピックスタジアムである。1964 年大会のメインスタジアムである「国立霞ヶ丘競技場」は日本のスポーツの聖地、レガシーとして受け継がれてきたが、2020 年大会では、世界最先端の日本の技術を結集し、8 万人を収容するホスピタリティと臨場感を備えた新しいスタジアムへと生まれ変わり、さらなるオリンピック文化の継承と発展のレガシーとなる。
一昨年、制定されたスポーツ基本法の下、我が国は、今後、戦略的にスポーツの発展とオリンピック・ムーブメントの推進をこれまで以上に支援していきたいと考えている。


(水野 正人 招致委員会副理事長/専務理事)
私たちの大会は、東京という先進都市の中心部、新たに開発される臨海部周辺を舞台としており、選手村は、大会の中心に据えられている。東京圏の85%の競技会場が、選手村から半径8キロ圏内に配置され、選手の移動時間を最小化している。
競技会場には歴史ある施設、新規の恒久施設、東京湾岸に広がる仮設会場の 3 タイプがある。歴史ある施設は 1964 年東京大会のレガシーである施設を改修・改築し、次の 50 年以上にわたって活用していく。 新規の恒久施設は、最先端の設備を備え、東京湾岸地域に都市生活の中心的役割を果たす新たなレガシーとなる施設である。東京湾岸に広がる仮設会場は、選手だけでなく、観客、世界中の TV 視聴者にとっても素晴らしい会場となる。


(澤 穂希 招致アンバサダー)
競技生活の中で、上海やフランクフルト、最近ではウェンブリー・スタジアムと素晴らしい会場で試合することがあったが、東京で計画されている新しいオリンピックスタジアムも世界で最も素晴らしい会場になる。
これまで 4 回のオリンピックに出場してきたが、ロンドンオリンピックは今まで経験した大会の中で最も素晴らしかった。設備や競技会場は最高のものであり、都市や国全体が誇りに満ちていた。
東京での大会もロンドンと同様に成功するものと確信している。選手村は大会の中心であり、東京湾が一望できる海の玄関口に位置し、穏やかにくつろぐことができる。また、有名なエンターテイメントの中心地やレジャー施設から徒歩圏内にある。


(鈴木 孝幸 招致アンバサダー)
ロンドンパラリンピックで、満員の競技会場をはじめて経験した。出場した水泳の競技会場は、オリンピックの時のようにパラリンピックでも満員で、一人ひとりの選手に対する雰囲気も素晴らしいものだった。
東京でパラリンピックが開催されれば、ロンドン大会と同様になると言える。全ての競技会場には歓声が鳴り響き、日本の観客は、国籍に関わりなく、選手とそのパフォーマンスに声援を送るだろう。
日本は思いやりや相手を敬う精神を大切にしている。東京でのオリンピック・パラリンピックが実現できれば、ハード面のバリアフリーだけでなく、障がい者と健常者の間の心の壁も取り除くことができる。東京での大会は 60 日間のひとつのスポーツの祭典となる。
会見の模様