講演:工学部特別講義(玉川大学)

連携大学からの実施報告です。

概要

大学:玉川大学
日時:2019年5月28日(火)17時00分~18時00分
派遣講師:田村 研輔(公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 警備局 サイバー攻撃対処部 サイバーコディネーション課長)
参加者数:260名(学生、教職員)

講演

テーマ

東京2020大会に向けたサイバーセキュリティ対策

内容

工学部の1年生を対象に、前半を大会概要、後半をサイバーセキュリティとする2部構成でお話しいただいた。
前半では、オリンピック・パラリンピックの特徴として、一度に実施する競技数、参加人数等の規模の大きさが他のスポーツ大会に比べ際立っていることが説明された。また、東京2020大会について、大会のビジョン、大会を支える組織構成、準備から実施およびその後のスケジュールが紹介され、大会の流れのイメージを学生に提供された。東京2020大会は距離的にも離れた43もの多くの会場で行われることが大きな特徴であることが話された。
後半では、過去の大会で発生したセキュリティ上の事件が紹介された。つづいて、このような大会のセキュリティを守ることの重要性と、守るべき対象に応じたセキュリティ対策の違いについて説明された。さらに、全体のセキュリティではリスク管理の重要性が指摘された。
最後に、これから大学で学ぶ学生に向けて研究を進めるうえで特に気を付けるべき点を伝えていただいた。

参加者からの感想

会場の学生より、今後、オリンピックの競技種目としてeスポーツが入る可能性があるかとの質問があった。これに対して講師より、東京2020大会の競技としてはeスポーツは入らないが、技術などの面で多くの発展が期待され、今後の大会に競技種目として入ることは十分可能性があると回答された。

大学からの感想・意見等

工学部1年生を対象に講義していただいた。東京2020大会という大きなイベントにおけるサイバーセキュリティの取り組みについての講義では、技術面だけでなく、組織、演習などについても聞くことができ、学生はより広い視点から見たサイバーセキュリティのイメージを掴むことができたと考えている。この大会終了後には、大会でご苦労された点や実際に発生したセキュリティインシデントについてもお話を伺いたい。

講義風景