東京2020大会時の交通マネジメントと2019年夏の試行(輸送テスト)について

東京2020大会における大会関係者及び観客の安全で円滑な輸送と、物流を含めた都市活動の安定との両立を図ることを目的とした交通マネジメント等について紹介します。

開会式を想定したテストについて

オリンピック・パラリンピック競技大会の開会式当日は、大会関係者や観客等大量の人々が短期間かつ集中的に移動することから、効率的な輸送の実施が求められます。加えて、大会関係車両や観客の安全・円滑な輸送の実現に向けては、企業の物流・業務の動線や周辺住民の生活動線にも配慮し、都市活動への影響も最小限に抑える必要があります。
そのため、本番に向けた課題を検証するため、開会式時のバス輸送に関わるテストを実施します。地域の住民の皆様等の安全の確保に配慮しながらテストを実施します。皆様のご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

テスト実施日

実施日:2019年8月25日(日)18:00頃~22:30頃(詳細は「テスト内容」等を参照。)
雨天決行・荒天中止

テスト内容

選手村と新国立競技場との間で、開会式の選手輸送を想定して25台のバスによる隊列を組んだ走行や、会場周辺でのバスの輸送方法の確認を行います。これにあわせ、車両の交通規制を行います。
皆様には、マイカー利用の自粛(電車の利用)や業務用車両の運行調整など、交通量の低減へのご協力をお願いします。

選手村予定地周辺の交通規制
(規制時間:18:00頃~19:30頃)

新国立競技場周辺の交通規制
(規制時間:18:30頃~22:30頃)

(ファイルをダウンロード)東京2020大会開会式を想定した交通対策のテストのお知らせ(選手村)(PDF:2.6 MB) (ファイルをダウンロード)東京2020大会開会式を想定した交通対策のテストのお知らせ(新国立)(PDF:3.3 MB)

お問い合わせ先

各種テスト等におけるお問い合わせ先は以下をご覧ください。

開会式のテストについて

問い合わせ先
公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会
電話番号
03-3534-2630
受付時間
09:00-17:00(土日祝日を除く)
  8/24(土)、25(日)24時間受付

道路交通情報について

問い合わせ先
日本道路交通情報センター(別ウィンドウで開く)
電話番号
050-3369-6600
受付時間
09:00~17:00(土日祝日を除く)

大会時の交通マネジメント

東京2020大会では、大会関係者及び観客の安全で円滑な輸送と、物流を含めた都市活動の安定との両立を図ることとしています。
仮に、大会期間中の道路交通及び公共交通において、何も対策を行わなかった場合には、高速道路の渋滞が現況より悪化し、鉄道にも局所的な混雑が発生することが想定されています。
そこで、東京2020大会では、関係機関が協力して適切な交通マネジメントを行い、多くの企業や市民の理解と協力を得ることで良好な交通環境の創出し、信頼性の高い大会輸送と都市活動の両立を図っていきます。

大会輸送と交通マネジメントの関係

大会期間中の実施目標

大会期間中の実施目標を次のとおり設定してます。

  • 道路交通では、以下により良好な交通環境の実現を目指します。
    • 一般交通
      東京圏の広域における一般交通について、大会前の交通量の一律10%減を目指します。
      特に重点取組地区については、出入りする交通量の30%減を目指します。
    • 首都高速道路における交通量のさらなる減
      東京圏のオリンピック・ルート・ネットワークの基幹をなす首都高速道路については、交通量を最大30%減とすることで、休日並みの良好な交通環境を目指します(TDM及び追加対策などにより実現を目指します)。
  • 公共交通(鉄道)は、局所的な混雑への対応などにより、現状と同程度の安全で円滑な運行状況を目指します。

重点取組地区とは、2020TDM推進プロジェクトにおいて、活発な経済活動の維持を図るため、「競技会場等が集中」「道路・鉄道の混雑箇所を通過する交通が多い」という観点から抽出した地区であり、16地区あります。
詳細については2020TDM推進プロジェクトの重点取組地区(別ウィンドウで開く)をご覧ください。

交通マネジメントの実施による交通量の抑制・分散イメージ

交通需要マネジメント(TDM)について

交通需要マネジメント(TDM)とは、自動車の効率的な利用や公共交通機関への利用転換など、交通行動の変更を促して、発生交通量の抑制や集中の平準化などの交通需要の調整を行うことにより、道路交通の混雑を緩和していく取組です。
東京2020大会においては、道路交通だけでなく、鉄道などの公共交通機関も含めた交通需要調整の取組のことを指します。
東京2020組織委員会は、この取組を東京都、国とともに、「2020TDM推進プロジェクト」として推し進め、東京2020パートナーへの積極的な参加を呼び掛け、多くのご賛同をえながら、安全・円滑かつ効率的で信頼性の高い輸送と都市活動の安定との両立を目指しています。

交通需要マネジメント(TDM)についての詳細は以下をご覧ください。
2020TDM推進プロジェクト(別ウィンドウで開く)

交通システムマネジメント(TSM)について

交通システムマネジメント(TSM)とは、交通需要マネジメント(TDM)により、全体の交通量を減少させたうえで、道路の交通混雑が想定される箇所において実効性を伴う通行抑制や通行制限を実施することにより、円滑な交通を維持する取組です。大会関係者を安全かつ円滑に輸送するため、都心エリアの交通量を減らし、本線料金所での通行制限や、交通量に応じた入口閉鎖等の規制を段階的に実施することで、オリンピック・ルート・ネットワーク及びパラリンピック・ルート・ネットワークの円滑な交通環境を生み出します。

交通マネジメントシステム(TSM)の実施による交通量の抑制・分散イメージ

交通対策のテストについて

東京2020組織委員会では、大会開催1年前となる今年の夏、大会本番並みの目標を掲げ、交通管理者や道路管理者等の関係機関の協力のもと、高速道路及び一部の一般道を中心に、大会期間中の混雑緩和に向けた取り組みを総合的にテストします。
本番を想定した交通量の削減にご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

テスト実施日

TSM実施日:2019年7月24日(水)及び7月26日(金)終日 予備日:2019年8月23日(金)
7月のテスト結果を踏まえ、8月23日(金)の交通対策テストは実施しません。
なお、7月のテスト結果については、改めてお知らせします。
皆さまのご協力、ありがとうございました。

2019年カレンダー

テスト内容

高速道路と一般道で以下のテストを予定しています。
(1)高速道路:本線料金所から都心方向に流入する車の通行制限を行います。交通状況により高速道路の入口閉鎖等も実施します。
(2)一般道路:環状七号線から都心方向に流入する車の通行制限を行います。他路線への広域迂回やマイカー利用抑制を促します。

2019年7月22日から26日まで、チャレンジウィークとして、企業等においても交通混雑緩和に向けた取組を重点的に行っていただくようお願いをしております。
チャレンジウィークとは、大会本番並みの目標を掲げ、交通混雑緩和に向けた取組を総合的にテストする期間のうち、取組のピークを合わせる期間をさします。

テスト対象箇所

テストの対象箇所は、以下の通りを予定しています。

(1)高速道路において終日実施する対策

  • 都心部への交通量抑制のため、都心方向への高速道路における11箇所の本線料金所で開放レーン数を終日制限します。
  • 選手村予定地周辺等の4つの入り口については、大会期間中、交通規制の形態等から大会関係車両専用となるため終日閉鎖します。

(2)一般道路において実施する対策

  • 都心部への流入交通量を減少させるため、環状七号線の信号機について、午前5時から正午にかけて都心方向への青信号の表示時間の短縮等を実施します。

テスト対象箇所図(予定)

(3)高速道路において交通状況に応じて段階的に実施する対策

  • 交通混雑が発生しやすい箇所において交通状況をモニタリングし、一定の交通量を超えた時点で、渋滞を未然に防ぐために効果的な入口を閉鎖する。交通量が増加し続ける場合は、入口閉鎖の箇所を追加対応します。(閉鎖対象の入口は以下の図の通り)
  • 閉鎖の解除については、交通状況に鑑み、渋滞等の発生する恐れがなくなった際に実施します。

テスト対象箇所図(予定)

(ファイルをダウンロード)高速道路のTSM箇所一覧(PDF:172.8 KB) (ファイルをダウンロード)東京2020大会交通対策のテストのお知らせ(PDF:5.1 MB)