医師として宇宙飛行サポート、地球人であることに感謝 千葉県ピックアップ聖火ランナー 松本暁子さん

松本暁子さん
松本暁子さん

松本暁子さん

松本さんは習志野市に育ち、医師としてこれまで様々な疾病や障害を抱える患者さんの診療に尽力してきました。

現在は宇宙航空研究開発機構(JAXA)に勤務し、同じく千葉県出身の山崎直子飛行士や、国際宇宙ステーションで日本人初の船長を務めた若田光一飛行士、油井亀美也飛行士の専任医師として、日本人飛行士が宇宙飛行を行った際の医学管理を担当し、様々な国や機関の宇宙開発関係者たちと共に協力して仕事をしてきました。

このような国際プロジェクト、国際協力に直接関与してきた経験と語学力を活かし、伝統や歴史・国際都市としての千葉県内の魅力を世界にアピールすることで、東京2020オリンピック聖火リレーのランナーとして貢献したいとのことです。

※聖火ランナー応募時(2019年夏頃)にご提出いただいた志望理由をもとに構成しております

医師としてJAXAで勤務されるきっかけはどのようなことでしたか?

大学や医療機関で医師として研究や診療に従事していましたが、ある時、フライトサージャン(Flight Surgeon)という職種を知り、宇宙に行ったら人間の体はどうなるのか?という素朴な疑問から、宇宙医学に興味を持ちました。

宇宙飛行士さんの体調を管理される中で、大変なことや発見はどのようなことがありましたか?

一般の診療では、医師として患者さんやご家族との関わりが主体でしたが、有人宇宙ミッションは国際協力の枠組みでNASAやロシア等の宇宙関係者と様々な調整・協力をしながら健康管理を実施するので、プロジェクトの大きさを感じました。

フライトサージャンとして大変だったこと、務めてよかったことはどんなことですか?

ママFlight Surgeonとして仕事をしてきたので、子供たちを連れて長期海外出張するなど仕事と育児の両立は大変なこともありましたが、飛行士が宇宙で健康を維持し無事に地球に帰還するようサポートできたのは、大きな喜びでした。

地元の習志野市の魅力はどのようなところですか?

習志野市は、面積は小さいですが音楽とスポーツのハーモニーが美しい市です。市内の小中高校は、吹奏楽等の全国大会で入賞したり甲子園で優勝経験もあり、多くのスポーツ選手やオリンピックメダリストを輩出しています。毎日夕方に、ステキな習志野市歌のメロデイが流れます!

聖火ランナーとして伝えたいことや意気込みを一言お願いします。

宇宙ミッションの医学サポートをした経験から、地球、特に日本には美しい四季の移り変わりがあることに改めて気づきました。自分を育て支援してくれた多くの方、故郷の地域や日本、そして地球人であることに感謝しながら走りたいと思います。