オリンピックで走りたくなる子を増やしたい 鳥取県ピックアップ聖火ランナー 小原工さん

小原工さん
小原工さん

小原工さん

小原工(たくみ)さんは、約6年前にNPO法人皆生(かいけ)スポーツアカデミーを設立。「子どもたちの輝ける未来の創造」という理念の下、トライアスロンというスポーツを通じ子どもたちに体を動かすことの楽しさ、努力することの大切さ、仲間とともに成長していく喜びなどを共有してきました。

自身の選手時代には、シドニー2000オリンピックに出場。その時に感じたオリンピックの魅力、素晴らしさを子どもたちに伝えながら、指導者として選手の育成強化活動を行っています。地元でクラブチームを立ち上げ10年、大学生や社会人になったチーム出身者の中には、トライアスロン競技でアジア選手権の日本代表やユニバーシアードの日本代表になりトッププレーヤーとして活躍している選手もいます。さらに人々の健康につながるようなプログラムも行い、地域貢献に励んでいます。

そんな小原さんは、オリンピックなど世界で活躍できる選手を地元鳥取県から育成していくことを夢に日々、指導に汗を流しています。

※聖火ランナー応募時(2019年夏頃)にご提出いただいた志望理由をもとに構成しております

トライアスロンの魅力を教えてください。

3種目を続けて行うレースそのものに魅力が詰まっていますし、なんといっても自分に負けずゴールできた達成感は何物にも代えがたい瞬間です。トライアスロンは自分との戦いが大きい競技、レース中は弱い自分に何度も負けそうになる瞬間がありますがそこで強い気持ちを持つことが大切です。

子どもたちを教えてくいく中で嬉しかったことや、大変だったことはありますか?

嬉しかったことは、コーチングしている日々の中で選手一人一人の成長を間近で感じられること、全国優勝など大きな結果を選手が達成した時でともに喜びを分かち合えることです。大変だったことは設立当初、選手が集まらなかったことでした。トライアスロンというと過酷なイメージがあるためと思いますが、「そうではない」という魅力を伝え続けた結果、選手数が増えてきました。

実際にオリンピックに出場されて感じた魅力は何ですか?

すべてのスケールが大きいということでした。会場、観客の多さ、盛り上げ、雰囲気などすべてが最高峰で興奮しました。レース本番はそれまで出場した国際大会と比べてもレベルが高くハードでした。一番の思い出はバイクで先頭に立った時の大声援です。あらゆる地から応援に来てもらっていましたが、そのすべての方の前を先頭で通過できたことです。

地元でおすすめの場所を教えてください。

米子市にある皆生(かいけ)温泉は、日本トライアスロンの聖地ともいわれています。おすすめはその「皆生温泉」と「大山」です。皆生温泉は塩分濃度が高く疲労回復などにすごくよいです。大山は私をアスリートとして強くしてくれたバイクコースが山ほどあります。四季折々の景色、空気、水のおいしさなど自然豊かな最高の場所です。

聖火ランナーとしての意気込みを一言お願いします。

オリンピックを目指してみたいという子どもたちが、一人でも多くなるような走りをしたいと思います。たくさんの応援をよろしくお願いします!