那須塩原と世界「交流の架け橋に」 栃木県ピックアップ聖火ランナー 侯嘉怡さん

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侯嘉怡さん

昨年、就職のため来日し、那須で暮らし始めた侯嘉怡(ホウジャイ)さん。

侯さんは、聖火ランナーという役割を通じて地元那須と世界の人々の「架け橋」になりたいと願っています。

来日前は、那須という町を知らず不安でいっぱいでしたが、実際に暮らしてみると雄大な自然の四季の移ろいや、人々の優しさに触れ感銘を覚えました。しかし、候さんは、那須がこれほど魅力溢れる町にも関わらず、那須の海外からの知名度は高くないと感じています。

一方で侯さんは、ソチ2014オリンピックのボランティア参加経験を綴った本の出版や、海外でのボランティア活動をサポートするNPOの立ち上げを通じて、中国人のオリンピックへのボランティア参加啓蒙活動を実施してきました。その結果、リオ2016大会での中国人ボランティア数は、ソチ2014大会と比べ13倍にも増加したそうです。

ボランティア参加者からは、「私の世界を広げてくれてありがとう。世界中に友達を作ったり、現地の文化とふれあう機会を作ってくれて。」という声をもらったと言います。オリンピックの国際交流に一役買ってきた侯さんは、聖火ランナーを通して、那須の魅力を世界に伝えます。

※聖火ランナー応募時(2019年夏頃)に提出いただいた志望理由をもとに構成したものです

日本で就職しようと考えたのはなぜですか?

私は大学時代をアメリカで過ごした際、よく一緒に勉強していた日本人留学生たちの時間厳守への姿勢や真剣に勉強に取り組む態度へ尊敬を感じました。また、日本を旅行した時に、日本人の礼儀正しさやお客様に対する思いやり、豊かな日本の自然に感動し、日本で働いてみたいと思ったからです。

「那須」の良いところ、住んでみて良いと感じているところはどんなところですか?

那須塩原はもちろん日本で暮らした経験もなかったため、「外国籍の女性エンジニア」である私が那須に溶け込めるか心配でした。ですが、那須の人々は外国人である私を温かく迎え入れた上に、仕事面や生活面をサポートしてくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。

海外でのボランティア活動をサポートするNPOを立ち上げたきっかけを教えてください。

ソチ2014オリンピックのボランティア活動に関わったことで様々な人との五輪を通したふれあいの素晴らしさを体験しました。しかし、当時中国人のボランティア数はたったの30人程度でした。そこで、より多くの中国の人々にオリンピックボランティアの良さを知って欲しいと、ソチで出会ったボランティア達と一緒にNPOを立ち上げることを決意しました。

聖火ランナーに決まった時はどのような気持ちでしたか?

今までの五輪で関わったのは純粋なボランティア活動でしたので、今回聖火ランナーというボランティアとは異なる役割でオリンピックに参加できることは非常に楽しみです。これを機に、世界へ那須の魅力を広く伝えていきたいです。

聖火ランナーとして、世界の方々に伝えたいことはどのようなことですか?また意気込みをおしえてください。

聖火ランナーとして、那須のまだ知られていない魅力を外国人の視点から世界へ発信することで、那須塩原と世界との交流の架け橋になりたいです。ぜひ、那須に遊びに来て下さい!