あまちゃん走る「海女文化を世界に」 三重県ピックアップ聖火ランナー 三橋まゆみさん

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三橋まゆみさん

三橋さんは、志摩市で38年前から海女として海に潜り、アワビやサザエなどを捕って暮らしています。

海女漁は素潜りで海に潜り、自分の体ひとつで、その日その日で変化する海の環境の変化に応じて漁をします。

たくさんの友達と一緒に海に潜り、助け合いながら大漁した時の喜びはひとしおですが、スポーツにルールがあるように、三橋さんたちも海の環境に影響を与えないよう、アワビやサザエを捕る時期や大きさを制限して海でいつまでも暮らし続けていけるように気を付けているということです。そういう意味で海女漁は、スポーツと似ているところがあります。

海女は2019年、日本遺産に認定されました。三橋さんは海女であり、海女保存会の志摩市会長も務めているので、三重県の聖火ランナーとして参加し、もっとたくさんの人に三重県の海女のことを知ってもらいと考えています。そして海女に会いに来てくれる人たちへ、海とともに暮らしてきた海女や三重県の海の素晴らしさ、さらに大切さを伝えます。

※聖火ランナー応募時(2019年夏頃)に提出いただいた志望理由をもとに構成しております

海女をはじめられたきっかけを教えてください。

海女になる前から浜遊びが好きで、大潮の時などによく浜に行き、貝などを獲っていました。親戚に海女をしていた人がいたこともあり、収入にもつながる仕事なので一緒に行き始めたのがきっかけです。

海女の大変なところ、魅力はどんなところですか?

大変なことはたくさんありますが、特に、息を止めて潜る素潜り漁なので、常に変化する海の状態を見極め、急な潮流や潮の変化に素早く対応しなければならないところです。魅力は自分の努力の成果が直接収入につながるところです。

38年間潜られている中で、海の中での環境の変化や気づかれたことはどんなことがありますか?

どんどん悪い状態になっています。海女を始めた頃は、アワビなどの主食になるアラメという海藻が豊富で、かきわけながら獲物を探していましたが、年々減ってきました。特に去年はアラメがほとんどありませんでした。

日本中や世界に伝えたい、三重県や志摩市の魅力を教えてください。

志摩市には手付かずの自然がたくさん残されており、空気がきれいで、新鮮な魚介類がたくさん獲れます。年間を通して温暖な気候なのでとても住みやすいです。自然の中で癒される場所が沢山あります。私は志摩が大好きです!

東京オリンピック・パラリンピックへの期待、聖火ランナーとしての意気込みを教えてください。

聖火ランナーとして参加することで、民族無形文化財になった海女文化を世界中の多くの人々に知ってもらいたいです。そして癒される志摩市にたくさんの人に来てもらいたいです。