第10回IOC調整委員会会議で大会の簡素化とコロナ対策を議論

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2020年9月24日(木)および25日(金)の2日間、第32回オリンピック競技大会(2020/東京)調整委員会会議(第10回IOC調整委員会会議)がテレビ会議で行われました。

会議には公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(東京2020組織委員会)、国際オリンピック委員会(IOC)、東京都、日本オリンピック委員会(JOC)、政府関係者らが出席し、大会の簡素化とコロナ対策を中心に議論されました。

会議終了後、森喜朗東京2020組織委員会会長は、以下のとおりコメントしました。

大会の簡素化について

今回の調整委員会では、第二段階である大会の簡素化について、見直し項目・内容の合意ができました。
世の中の状況を踏まえ、都民・国民の共感が得られる東京2020大会を目指し、簡素化の方針決定後、約3ヶ月にわたってIOC・国際パラリンピック委員会(IPC)はじめ、国際競技連盟(IF)、国内オリンピック委員会(NOC)、国内パラリンピック委員会(NPC)、パートナー、放送関係者など、多くの大会関係者の皆さまと、あらゆる観点で議論を進めてきたところです。
結果、50以上にわたる項目について、簡素化を進めることになりました。

具体例としては、以下の内容が挙げられます。

  • 大会関係者の人数の削減。10%から15%程度削減の見込み
  • IOC総会は、従来の開会式を取り止め
  • IFラウンジの一部を取り止め
  • メインプレスセンター運営期間の8日間短縮
  • ステークホルダー向け輸送サービスの見直し
  • 選手団の選手村入村式の取り止め
  • 競技会場・選手村等におけるルックの面積削減
  • オフィススペースの14%削減

今回の合意を踏まえ、今後精査を進め、簡素化による削減額について速やかに試算を進め、暫定的な概算値について、10月の次回IOC理事会での報告を目指したいと考えています。

簡素化の真の目的は、人々が新しい日常の中で生活する中で、今後の世界規模のイベントのロールモデルを示せることです。将来にわたって、東京2020大会を人類のレガシーとすることができるよう、引き続き努めます。

なお、簡素化については、来年の大会まで不断に努力を継続するものであり、引き続き大会関係者の皆さまには、ご協力をお願いしてまいります。

コロナ対策

この第二段階(大会の簡素化)を経て、現在、最大の課題であるコロナ対策について、関係者一同で取り組みが進んでいます。
今回の調整委員会では、国・東京都・東京2020組織委員会の三者と、JOC・JPC、専門家から成るコロナ対策調整会議の進捗についてご報告し、IOC側とも様々な課題について、意見交換を行いました。
IOC側からは、「目覚ましい進展である」「進捗も加速している。」との評価もいただきました。

引き続き、年内の中間整理に向けて努めて参ります。

コロナ禍を乗り越えて開催する東京2020大会が、団結と共生の象徴として、世界に大きな価値をもたらす大会となるよう、引き続き開催に向けて全力を尽くします。