東京2020パラリンピックメダル

パラリンピック競技大会でアスリートに授与される金・銀・銅のメダルは、アスリートにとって最高の栄誉であるだけでなく、世界中の人々の目にふれ、日本ならではの文化や魅力を輝かせる存在でもあります。

東京2020組織委員会は、この価値あるメダルを製作するにあたり、「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」を実施しました。これは、全国の皆さまから使用済み携帯電話等の小型家電を提供していただき、これらから集めたリサイクル金属を原材料にメダルを製作するプロジェクトで、オリンピック・パラリンピック大会史上初の試みです。

そして、プロジェクトを通じて皆さまからご提供いただいた小型家電から、東京2020大会で必要となる約5,000個すべてのメダルを製造できることとなりました。

私たちは、このプロジェクトにより小型家電リサイクルの定着と環境にやさしい持続可能な社会が、東京2020大会のレガシーとなることを目指します。

また、東京2020組織委員会は、本プロジェクトに寄せられた想いを形にするため、入賞メダルデザインコンペティションを実施し、多くの方々からご応募いただいた作品からデザインを選定しました。これにより、東京2020大会のメダルは、原材料の調達からデザイン開発に至るまで、国民の皆さま一人一人が東京2020大会に参画する、まさに「みんなで」つくるプロジェクトとなりました。

特別インタビュー

東京2020メダルを製造した熟練工の技術と、後世に受け継がれていくレガシー

長野1998大会のメダル製造にも携わった経験を持つ坂和也さん
長野1998大会のメダル製造にも携わった経験を持つ坂和也さん

東京2020オリンピック・パラリンピックでアスリートに贈られる東京2020メダルは約5000個。その製造を独立行政法人造幣局(以下、造幣局)が請け負っています。造幣局は、貨幣のほか、勲章や褒章、また、それらの製造技術を生かした他の金属工芸品を製造する事業を行っており、東京1964、札幌1972、長野1998と過去に日本で開催された3大会でもメダルを製造しました。今大会のメダルを製造するにあたり、重要な役割を担ったのは2人。共に長野1998大会のメダル製造に関わった経験を持つ、仕上係の坂和也さんと圧写(あっしゃ)係の冨岡省太さんです。

続きを読む

関連リンク