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パラリンピックの歴史
パラリンピックの起源は1948年、医師ルードウィッヒ・グットマン博士の提唱によって、ロンドン郊外のストーク・マンデビル病院内で開かれたアーチェリーの競技会です。第2次世界大戦で主に脊髄を損傷した兵士たちの、リハビリの一環として行われたこの大会は回を重ね、1952年に国際大会になりました。
1988年のソウル大会からはオリンピックの後に同じ場所で開催されるようになりました。
出場者も「車いす使用者」から対象が広がり、Para(沿う、並行)+Olympic(オリンピック)という意味で、「パラリンピック」という公式名称も定められました。
現在ではアスリートによる競技スポーツへと発展しています。
オリンピックとの協力関係
2000年にシドニーで開催された第11回パラリンピック競技大会で、国際オリンピック委員会(IOC)とIPCが「オリンピック開催国は、オリンピック終了後にパラリンピックを開催する」などの基本事項に合意し、双方の協力関係を深めました。
こうしてパラリンピックは、「もう一つのオリンピック」と呼ばれるにふさわしい、世界最高峰の障がい者スポーツ大会へと、さらなる発展を続けています。
パラリンピック競技大会開催概要
正式名称 : 東京2020パラリンピック競技大会
英文名称 : Tokyo 2020 Paralympic Games
開催期間 : 2021年8月24日(火)~9月5日(日)
競技数 : 22競技
過去大会に対する情報
15回 | 2016年 | リオデジャネイロ | 159か国 | 4,333人 |
14回 | 2012年 | ロンドン | 164か国 | 4,237人 |
13回 | 2008年 | 北京 | 146か国 | 3,951人 |
12回 | 2004年 | アテネ | 135か国 | 3,808人 |
11回 | 2000年 | シドニー | 122か国 | 3,881人 |
10回 | 1996年 | アトランタ | 104か国 | 3,259人 |
9回 | 1992年 | バルセロナ | 83か国 | 3,001人 |
8回 | 1988年 | ソウル | 61か国 | 3,057人 |
7回 | 1984年 | ニューヨーク ストークマンデビル |
54か国 | 2,102人 |
6回 | 1980年 | アーネム(アルヘルム) | 42か国 | 1,973人 |
5回 | 1976年 | トロント | 40か国 | 1,657人 |
4回 | 1972年 | ハイデルベルグ | 43か国 | 984人 |
3回 | 1968年 | テルアビブ | 29か国 | 750人 |
2回 | 1964年 | 東京 | 21か国 | 378人 |
1回 | 1960年 | ローマ | 23か国 | 400人 |
12回 | 2018年 | 平昌 | 49か国 | 567人 |
11回 | 2014年 | ソチ | 45か国 | 547人 |
10回 | 2010年 | バンクーバー | 44か国 | 502人 |
9回 | 2006年 | トリノ | 38か国 | 474人 |
8回 | 2002年 | ソルトレーク | 36か国 | 416人 |
7回 | 1998年 | 長野 | 31か国 | 571人 |
6回 | 1994年 | リレハンメル | 31か国 | 471人 |
5回 | 1992年 | ティーニュ/アルベールビル | 24か国 | 365人 |
4回 | 1988年 | インスブルック | 22か国 | 377人 |
3回 | 1984年 | インスブルック | 21か国 | 419人 |
2回 | 1980年 | ヤイロ | 18か国 | 299人 |
1回 | 1976年 | エンシェルツヴィーク | 16か国 | 53人 |