マラソン・競歩のコース確定 第9回実務者会議

2020年12月11日(金)、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(東京2020組織委員会)は、第9回実務者会議を北海道札幌市で開催しました。

今回の実務者会議では、10月にワールドアスレチックス(以下、世界陸連)とともに計測を行ったマラソン・競歩のコースの確定およびテストイベントの概要、大通公園の使用期間などについて報告を行いました。

第9回実務者会議の様子
第9回実務者会議の様子

世界陸連/国際マラソン・ディスタンスレース協会(AIMS)から正式にコースが認証

マラソン・競歩のコースは昨年11月に札幌に変更され、その直後の12月にコースが決まり、以降、地元の方々とさまざまな調整を重ねてきました。そして、東京2020大会の延期が決定した後の今年8月には、世界陸連の来日とともに、大会本番と同時期の実地検証を行い、10月には最も課題としていたコース計測も行われました。その後、申請に必要な手続きを行い、正式に世界陸連と国際マラソン・ディスタンスレース協会(AIMS)から認証され、コースが確定しました。

今回認証されたマラソン・競歩のコースについて、世界陸連のヤコブ・ラーセン競技委員長は「マラソンおよび競歩のコースは世界中で観戦する多くのファンに都市の魅力と街並みを伝えることができるユニークな方法です。札幌市内の素晴らしい景観を臨み、大通りをその中心に据えたワールドクラスのコースとなっています。世界中のランニング・ウォーキングファンにその魅力を伝えることで、今後札幌で開催される大規模なレースに訪れてほしいと願っています。来年、東京と札幌に伺うことを楽しみにしています。」とコメントしました。

マラソン・競歩のコース公認について

認定日:2020年11月11日

テストイベント「北海道・札幌マラソンフェスティバル 2021」の概要発表

テストイベントは大会の準備において、極めて重要な要素であり、プロセスです。今回の実務者会議では、実行委員会の主催により、「北海道・札幌マラソンフェスティバル 2021」の開催が5月5日に決定したことが報告されました。

「北海道・札幌マラソンフェスティバル 2021」は、東京2020大会のマラソン公認コースを使用します。実業団などのエリート選手による男女約80名によるハーフマラソンと併せて、約2500人の市民ランナーが参加可能な「10K」(10キロレース)を開催する予定です。この両大会を合わせて東京2020大会のテストイベントと位置づけ、実際の競技運営のテストや周辺のオペレーションのテストを行います。1月には開催要項を固め、2月にはランナーの募集開始を検討していますが、今後、感染状況を鑑み、関係各所と連携しながら準備を進めてまいります。

「北海道・札幌マラソンフェスティバル 2021」概要

開催日:2021年5月5日(水・祝)

主催:北海道・札幌マラソンフェスティバル 2021実行委員会

(北海道、札幌市、各陸上競技協会、各商工会議所、各スポーツ協会、北海道新聞社、東京2020組織委員会)

東京2020オリンピック マラソン・競歩開催に向けて

東京2020組織委員会 大会運営局 森次長は「昨年の11月に急遽札幌に移転が決まり、その後、北海道や札幌の方々にはさまざまご協力いただきながら、準備を進めてまいりました。厳しい状況の中、いざ開催できるときに、しっかりとした大会ができるよう準備を進める中で、コースを確定することができたのは大きな進歩だと思います」と話しました。

今後、テストイベントの開催により、様々な課題の検証を行うことで、東京2020組織委員会は安全・安心な競技運営の準備を進めてまいります。