横浜スタジアムで行われた大規模イベント人数制限緩和の技術実証を視察

最新技術を活用した入場管理を視察
最新技術を活用した入場管理を視察

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(東京2020組織委員会)は、2020年11月1日(日)に横浜スタジアムで行われたプロ野球公式戦(横浜DeNAベイスターズ対阪神タイガース)の人数制限緩和に向けた技術実証の視察を行いました。

横浜スタジアムは2021年の東京2020大会でも野球・ソフトボールの会場であり、東京2020組織委員会が視察を行った当日は2万7850人の観客を動員し、今季セ・パ両リーグを通じて最多の収容率となる会場収容率約86%の中で技術実証が行われました。

「最新技術」と「人のチームワーク」を組み合わせたニューノーマルの大会運営

当日は、観客の入場口での検温状況・検温機器(サーモグラフィー)の確認、検温後から入場するまでのスタッフの対応と観客動線、売店や場内販売の状況などを視察。そして、今回導入された「高精細カメラによるマスク着用率の把握」「位置情報システムを活用したトイレ等の混雑度計測・閲覧」などの最新技術を、スタジアム内にてご紹介いただきました。これらの最新技術を活用することで、会場の状況をデータ化し、アプリを使用して観客の方々へのリアルタイムでの情報発信が可能に。そして、それらの情報をアプリを通して観客の方々と共有することで、観客自身が行動を分散し、効率的に密の回避を行っていました。

また、最新技術の活用だけでなく、地域と一体となったスムーズな観客誘導のトレーニングが重ねられており、円滑な運営を実現していました。観客の方々にもマスクの着用、入場口での消毒、大声を出さない応援の工夫などでご協力いただき、運営者と観客を含む会場全体が一体となって、チームワークによる感染症対策が講じられていました。

会場を視察した中村英正ゲームズ・デリバリー・オフィサー(GDO)は、「最新技術の活用と、運営側と観客のチームワークによりスムーズに密を回避しており、2021年の東京2020大会に向けてとても参考になる取り組みだと強く感じた」とコメントしました。

「安全・安心」と「スポーツを観ること・することの喜び」を両立する東京2020大会へ

2万7850人の観客を動員した横浜スタジアム
2万7850人の観客を動員した横浜スタジアム

東京2020大会を主催・運営する東京2020組織委員会としては、入退場をはじめとするあらゆる場面で密を回避したスムーズな運営のトレーニングを重ね、データを活用した会場の状況および感染症対策の情報発信を強化してまいります。

また、観客の皆さまにも対策をとった上での来場にご協力いただけるよう、事前から日本だけでなく海外に向けても情報発信をすることで、運営、観客の双方向から安全・安心な大会運営を実現させたいと考えています。東京2020大会でも、「最新技術」と「人のチームワーク」の組み合わせによって、観客の方々や選手にとって安全・安心な大会を実現させるべく、今回の視察で得た知見を参考にし、「安全・安心」と「スポーツを観ること・することの喜び」を両立できる大会準備を進めてまいります。