Airbnbがオンライン体験フェス開催 齋藤里香さんらオリンピック体験や東京への思い語る

北京2008大会に出場し6位に入賞した齋藤里香さん。オリンピックはかけがえのない体験だった
北京2008大会に出場し6位に入賞した齋藤里香さん。オリンピックはかけがえのない体験だった

アスリートにとっての夢の舞台、オリンピック・パラリンピック。その体験は、アスリートはもとより見ている人々の人生をも変えることがある。

オリンピック・パラリンピックの精神に触れることのできる、Airbnbのオンライン体験イベント参加者の一人、ウエイトリフティングで北京2008大会に出場し6位に入賞した齋藤里香さんにとってもオリンピックはかけがえのない体験だった。

現在、早稲田大学大学院で学びながらトレーニング指導に従事し、公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構(JADA)の活動や、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(東京2020組織委員会)のアスリート委員として東京2020大会の準備に携わる齋藤さんに、オリンピック体験や大会への期待を伺った。

頑張ったから味わえたオリンピックの感動

「オリンピックに出たい」。齋藤さんの願いは北京2008大会で実現した。オリンピックを意識するようになったのは17歳の頃だという。

「女子のウエイトリフティングはシドニー2000大会から正式種目になりました。その予選を兼ねた大会に出場したときに、日本代表の戦う姿を見てカッコいいなあと憧れて、私も日本代表として戦いたいと思ったのがきっかけです」

その後、20歳以下の年齢別代表に選ばれ日の丸を付けて国際大会に出るようになり、「頑張ったらオリンピックに出られるんじゃないかと思い始めた」。しかしけがもあり、アテネ2004大会には出場かなわず。「どこかでけがをしたからと言い訳していたからだ」。そう考えた齋藤さんは北京2008大会に向け思い直し、もう言い訳しないと誓った。

「オリンピックに行ける行けないに関係なく、ここまでやったのならと納得できるくらいトレーニングをしよう。出場できるかどうかは、その時の各国の実力や(アテネで日本女子は1枠だったように)出場枠など運にも左右される。それでも4年間しっかり頑張ったなら自分が納得できると思いました」

そうして努力を重ね、ついに立った大舞台。「多くの人に応援していただいて力になりました。チームジャパンとしてみんなで戦う雰囲気はオリンピックならではのもの。すごく刺激的で魅力的でした」と、感動したという。

目標はパワーになる

新型コロナウイルス感染症拡大の影響で東京2020大会が延期になり、アスリートに近い存在として、選手たちの不安が痛いほどわかるという。そんな状況にも前を向きトレーニングに励む姿を傍らで見つめながら、支える一人として自らも東京へ思いを募らせる。

「オリンピックが東京に決まったときはすごくうれしかったのを覚えています。お手伝いができたらいいなと思い、アスリート委員としてアスリートが戦いやすい大会になるようにアドバイスをしてきました。私はけがをして手術を2回しています。つらかったですが、オリンピックに出たいという目標があったから頑張ってこられました。目標があれば、パワーがでます。できることを積み重ねて自分が決めた目標にたどり着いてほしい。応援してくれる人はたくさんいます。私もその一人として、東京2020大会でたくさんの人が輝いている姿を見たいと願っています」

アスリート委員としてアスリート目線のアドバイスも(後列左が齋藤さん)
アスリート委員としてアスリート目線のアドバイスも(後列左が齋藤さん)

自宅で一緒に楽しめるトレーニングを指導

体験イベントで、齋藤さんは、体と向き合うストレッチなど自宅でできるトレーニングを紹介。

「場所を選ばないのがオンラインのメリット。どこにいても参加できる。スペースさえあれば、自宅で遠くの人やこれまで繋がることができなかったような人とも一緒に楽しめます。移動時間が必要ないので時間がない方でも参加しやすいです。どんな方が来てくれるかなといつもドキドキします」と、オンラインならではの楽しみ方を語った。

YouTubeチャンネルで、大坂なおみ選手、八村塁選手ら一部の体験を公開。