7月7日は七夕、「7」の数字とオリンピック・パラリンピック

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7月7日は、季節の節目を意味する五節句の一つ「七夕」です。夏の風物詩として知られ、日本では願い事を書いた短冊を笹に飾るという風習があります。そこで、7月7日にちなみ、オリンピック・パラリンピックに関係するいろいろな「7」を集めてみました。

これまで7個のオリンピックメダルを手にしている北島康介さん
これまで7個のオリンピックメダルを手にしている北島康介さん

「7個」のメダルと日本人選手

オリンピックでメダルを7個獲得した選手を見ていきましょう。競泳の北島康介さんは、シドニー2000大会から4大会連続出場。アテネ2004大会、北京2008大会の100m・200m平泳ぎで、いずれも連覇するなど、金4個、銀1個、銅2個のメダルを手にしました。体操の内村航平選手は、北京2008大会から3大会連続で出場し、金3個、銀4個のメダルを獲得。特にリオデジャネイロ2016大会では男子団体総合で日本を優勝に導き、男子個人総合でも連覇と2冠を達成しています。そのほか体操では、昭和の全盛期に活躍した竹本正男さん、遠藤幸雄さんも7個のメダルに輝きました。ちなみに日本人最多のメダル獲得者も体操で、小野喬さんの13個です。

パラリンピアンでは1大会で7個の金メダルを獲得した選手がいます。パラ水泳の成田真由美選手です。シドニー2000大会で金6個、銀1個の合計7個のメダルを獲得し、その4年後のアテネ2004大会では、出場選手中最多となる金7個、銅1個の合計8個のメダルを手にしました。成田選手はパラリンピックに5度出場。アトランタ1996大会から4大会連続出場した後、一度は現役を退きましたが、リオ2016大会を前に復帰。5度目の大舞台はメダルこそなかったものの、日本記録を樹立するなどインパクトを残しました。

リオ2016パラリンピックに出場した成田真由美選手
リオ2016パラリンピックに出場した成田真由美選手

それぞれの「第7回」大会は?

東京2020大会で、夏季のオリンピックは32回目、パラリンピックは16回目を迎えます。第7回のオリンピックは、今からちょうど100年前に開かれたアントワープ1920大会です。1920年4月20日から9月12日まで行われ、23競技153種目が実施されました。この大会で熊谷一弥さんがテニスの男子シングルスで銀メダルを獲得し、日本人選手として史上初のオリンピックメダリストになりました。熊谷さんは柏尾誠一郎さんと組んだダブルスでも銀メダルに輝きました。

第7回のパラリンピックはニューヨーク/ストークマンデビル1984大会です。当初はアメリカのニューヨーク州とイリノイ州の2カ所で開催予定でしたが、イリノイ州が財政難のため開催できなくなり、イギリスのストークマンデビルと2カ所に分けて実施されました。ニューヨーク州では立位の競技、ストークマンデビルでは車いす競技が行われました。この大会から先天性奇形や小人症など、機能障がい者の参加が認められ、日本は金9銀7銅8の合計24個のメダルを獲得しました。

「7人」で行う競技は? ハンドボールは「おりひめジャパン」

オリンピックの団体競技には1チーム7人で行うものが3つあります。まずはハンドボール。屋内スポーツの一つですが、ベルリン1936大会では屋外で開催されたこともありました。そんなハンドボール日本女子代表の愛称は「おりひめジャパン」です。1チーム7人でプレーすることが由来で、優雅にそして華麗にプレーしてほしいという意味も込めて、2013年に公募により決まりました。ちなみに男子の代表には「彗星ジャパン」という愛称がつけられています。

水球も1チーム7人で行われます。水上に設置されたゴールに向かって、ボールを投げ入れあって得点を競いますが、その攻防の激しさから「水中の格闘技」という異名も持ちます。また7人制ラグビーもその字のごとく1チーム7人で、オリンピックではリオ2016大会から実施。ピッチの広さは15人制と同じとなるため、一人一人にスピードとタックルの強さがより求められます。

7人制ラグビー、リオ2016大会でニュージーランドと対戦する日本
7人制ラグビー、リオ2016大会でニュージーランドと対戦する日本

競技紹介:ハンドボール

競技紹介:水球

競技紹介:ラグビー

大会を彩った背番号「7」

ときに背番号で、大会を彩った選手が思い出されることがあります。男子バスケットボールのアメリカ。「ドリームチーム」として鳴り物入りで参加したバルセロナ1992大会で「7」をつけたのがラリー・バード氏でした。マジック・ジョンソン氏と共同キャプテンを務め、金メダルを獲得。NBAでも3度MVPを受賞し、1998年に殿堂入りするなどまさに「レジェンド」です。その後、ロンドン2012大会ではラッセル・ウェストブルック選手が、リオ2016大会ではカイル・ロウリー選手が「7」を背負っています。

リオ2016大会では、サッカーでともに金メダルを獲得したブラジル男子のルアン(ギリェルミ・ジ・ジェズス・ヴィエイラ)選手と、ドイツ女子のメラニー・ベーリンガー選手が存在感を発揮しました。ルアン選手はFWとして3得点を挙げるなど、ネイマール選手らと攻撃をけん引。ドイツとの決勝でもPK戦でシュートを決め、優勝に貢献しました。ベーリンガー選手は5得点の活躍で得点王に輝き、FIFA女子ワールドカップで2度優勝しながら、シドニー2000、アテネ2004、北京2008大会と銅メダルに終わっていたドイツを悲願の金メダルに導きました。

日本人では、どうでしょうか。なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)では、安藤梢選手がベスト4入りした北京2008大会、銀メダルを獲得したロンドン2012大会と2大会連続で「7」をつけました。初優勝した2011年のFIFA女子ワールドカップドイツ大会でも「7」をつけ、2トップの一角を担っています。また同じくサッカーの男子では、ブラジルを破る大番狂わせ「マイアミの奇跡」を起こしたアトランタ1996大会の「7」は前園真聖さん。シドニー2000大会では、中田英寿さんが「7」をつけ、攻撃の中心として日本を32年ぶりに決勝トーナメント進出に導く活躍を披露しました。近年では北京2008大会の内田篤人選手、ロンドン2012大会の大津祐樹選手も7番でした。

パラリンピックでは車いすラグビーの池崎大輔選手が7番をつけて、ロンドン2012大会、リオ2016大会と2大会連続で出場。リオ2016大会では銅に輝き、日本の悲願となる初メダルを手にしました。東京2020オリンピック・パラリンピックでは、どんな背番号「7」の選手が活躍を見せてくれるでしょうか。