東京2020大会
東京2020大会
選手ら、希望や感謝のメッセージ「#Staystrong」「#いまスポーツにできること」
Okuhara Nozomi won bronze in the Rio 2016 Olympic Games when she beat LI Xuerui of the People's Republic of China.
新型コロナウイルス感染症拡大防止で、不自由を強いられる今だからこそ、多くの人々に力を与えてきたアスリートならではのメッセージがあります。オリンピアン・パラリンピアンらが「#Staystrong」や「#いまスポーツにできること」をつけてSNS上に発信した思いを紹介します。
柔道の阿部選手、兄妹で投稿
柔道の阿部一二三選手、詩選手の兄妹は揃って、Instagramに思いを発信しました。兄の一二三選手は「今、自分は柔道をしたいという気持ちでいっぱいですが、毎日家でできるトレーニングをして過ごしています。今までとは全く違う状況で自分にとって何ができるか、今だからこそどうしたらもっと強くなれるかを考え工夫しながら生活しています」と近況を報告。「この危機を乗り越えれば、必ず明るい未来がやってくると思います」と前を向いています。
また妹の詩選手は動画の中で、今夏に予定されていた高校生、中学生の全国大会が中止となったことに触れ、「(出場するために)練習したこと、努力したことは無駄にならないと思います。事態が終息したときに生かす場所はきっとあります」と若きアスリートたちにメッセージを送りました。その上で改めて、今できることとして外出自粛を挙げました。
奥原選手、ライフライン維持に感謝
リオデジャネイロ2016オリンピック、バドミントン女子シングルス銅メダリストの奥原希望選手はInstagramに投稿した動画で「世の中のライフラインのために働かれている方々のおかげで私たちは生活ができています。ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えました。その後の投稿では奥原選手をはじめ、レスリングの川井梨沙子選手ら1994年度生まれの女性アスリートによるコラージュ写真で「ステイホーム」を呼びかけています。
24選手「STAY STRONG」誓う
東京2020オリンピック出場が決まっている7人制ラグビーの日本代表、松井千士選手はTwitterに競技の垣根を越えてつくった動画「STAY STRONG〜強く生きよう」を公開しました。動画にはリオデジャネイロ2016パラリンピックの陸上4×100mリレーで銅メダル、走り幅跳びにも出場した芦田創選手や、パラ卓球の岩渕幸洋選手といったパラリンピアンも登場。「今をどう生きるか可能性は無限大。強い意志で立ち向かおう。私たちは戦うごとに強くなるSTAY STRONG」と総勢16競技、24人の選手がリレー形式で思いを伝えました。
田中選手「出来ることを考えて行動」
東京2020パラリンピックの新競技、テコンドーの日本代表に内定している田中光哉選手は、Twitterに「今はコロナの一刻も早い収束を祈りつつ、それぞれが出来ることを考え行動しましょう」と投稿しました。ボールを使ってトレーニングをしている様子を動画で伝え、「人との接触を避け、ボールとの接触を増やしています。パラテコンドーにも何か繋がるかと」とつづりました。
張本選手「終息したときには、プレーで勇気づける」
東京2020オリンピック出場が内定している卓球の張本智和選手が、Instagramにビデオメッセージを投稿しました。「みなさんにプレーをお見せできなくて悔しいですが、このつらい状況を共に乗り越えましょう!」と思いをつづり、映像では「終息したときには、僕たちがプレーで勇気づけられるよう頑張ります」と力を込めました。
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