「持続可能性大会前報告書」の公表について ~持続可能な社会のショーケース~

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公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(東京2020組織委員会)は、本日、「持続可能性大会前報告書」(以下、本報告書)を公表しました。

2018年6月に「持続可能性に配慮した運営計画 第二版」を公表し、東京2020大会が取り組む持続可能性に関する5つの主要テーマである「気候変動」、「資源管理」、「大気・水・緑・生物多様性等」、「人権・労働、公正な事業慣行等」、「参加・協働、情報発信(エンゲージメント)」について、取り組みを進めてまいりました。

東京2020大会においては、大会の準備・開催のフェーズに沿いながら、持続可能性報告書を公表していく予定であり、今回が2回目となります。

本報告書は、2019年の取り組みを中心に、持続可能性に配慮した東京2020大会がどのように開催されるかを具体的に示すものです。また、報告書本文(メインレポート)に加えて、主要な取り組みの進捗を取りまとめた概要レポート「持続可能性ハイライト」を作成することで、大会の持続可能性の意義や成果を分かりやすく紹介します。

なお、本報告書については、当初2020年3月30日の公表に向けて編集を進めておりましたが、大会開催延期の決定により、2020年7月から9月の大会開催を前提とした記載が含まれていたことから、公表を延期しておりました。しかし、持続可能性報告書の目的・意義を考慮し、これまで積み上げてきた取り組みを迅速にお知らせすることが重要と考え、今回の状況の変化に伴い明らかに実情と異なるものなど、読者の理解の支障になる内容について修正を加えた上で公表することとしました。今後の変更等により生じる重要な事項については、必要に応じて、適切な時期・手段等により報告を行います。

<本報告書における主な取り組みと成果>

  • 大会期間中の再生可能エネルギー電力100%に向けた取り組みの推進
  • 「水素社会」の実現に向けた水素エネルギーの活用
  • 既存会場の活用や省エネ対策などにより、大会から排出されるCO2を約28万トン削減
  • 国内で集められた使用済プラスチック空き容器から表彰台を製作する「みんなの表彰台プロジェクト」を実施
  • 使い捨てプラスチックの削減や廃棄物の適切な分別の確保などにより、会場から排出される廃棄物の3Rを推進
  • 東京2020公式ライセンス商品「D&Iコレクション」の発売などにより、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)を推進
  • イベントの持続可能性をサポートするためのマネジメントシステムを導入し、ISO20121の第三者認証を取得
  • 新規恒久会場の整備等において、省エネルギーの活用や、生物多様性への配慮、アクセシビリティの確保等の多面的な取り組みを実施

本報告書は持続可能性報告の国際的基準であるGRIスタンダード(*)の中核オプションに準拠しています。詳細については、以下をご覧ください。なお、本報告書は英語版も公表しております。

<*GRIスタンダートとは>

GRI(グローバル・レポーティング・イニシアチブ)は、組織の持続可能性報告書の枠組みに関する包括的かつ国際的なスタンダードを作成している国際的な団体です。GRIスタンダードは、組織のガバナンス、経済面、社会面および環境面に関する目標へのプラス・マイナス両面のインパクトについて、公に報告する仕組みを提供するものです。

参考: