DCO集合研修会を開催

DCO集合研修会を開催

公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(東京2020組織委員会)は、2018年3月から4月にかけて、公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構(以下、JADA)と協力し、東京2020大会で活躍できる国際総合大会ドーピング・コントロールオフィサー(以下、DCO)の募集を行いました。

書類審査を通過した方を対象に講習会および2次審査を2018年6月に行い、さらに2次審査を通過した人を対象に2018年7月28日(土)、29日(日)には集合研修会が開催され、66名が参加しました。

6月の講習会では東京 2020大会 における DCO の役割 やドーピング検査手技等、座学を中心とした内容でしたが、今回の集合研修会では、実践的な模擬研修を通してドーピング検査現場の雰囲気を体感するとともに、正確なドーピング 検査手技を身につけることを目的とし、実施されました。

集合研修会は、競技会場や検査室等を模した設えにおいて、模擬アスリートに対するドーピング検査を参加者が行いました。
1日目はラグビー、2日目は陸上競技、ウエイトリフティングを想定し、競技終了後の検査対象者への通告、検査の説明、検体採取までの一連の流れを、すでに資格を持っているDCOの指導のもと実践しました。また2日目には国際総合大会を想定した外国人アスリートへの英語での説明や指示を行ったり、選手に同伴者がいたりする場合、尿検体が必要量に満たなかった場合の対応など、本番を想定したさまざまなシチュエーションで行われました。

参加者は「海外の方への対応は初めてで緊張してしまい、覚えていたはずの英語のフレーズが出てこなかった。東京2020大会までに、英語力の向上と実戦経験を十分に積みたい。」と話していました。
また、過去に陸上競技の選手で現在はスポーツボランティアを行っているという参加者からは「記録の大切さというのは十分に理解している。東京2020大会をクリーンな大会にしたい。」と意気込みを語ってくれました。

今回の集合研修会の受講を終えた方は、最終審査を経てDCOとして登録され、今後、各種スポーツ大会でDCOとしての実戦経験を積み、東京2020大会で活躍します。
東京2020組織委員会とJADAは、今回養成したDCO、すでに資格を持っているDCO、アスリートやスタッフ等とともにクリーンな東京2020大会を実現し、ドーピングのないクリーンなスポーツをレガシーとして未来につなげていくことを目指します。