リオ2016大会デブリーフィングの開催結果について

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11月28日(月)から11月30日(水)までの 3日間、リオ2016大会の知識と経験を次期開催都市に継承する、「IOCリオ2016オリンピックデブリーフィング」と「IPCリオ2016パラリンピックデブリーフィング」が行われました。本デブリーフィングは、オリンピックとパラリンピックが同時に開催され、東京都や関係自治体、スポンサー企業などの関連団体が参加し、様々な分野にわたる計22セッションが行われました。

初日のオープニングでは、国際オリンピック委員会(IOC)からの基調報告をはじめ、リオ2016大会の成功例についてパネルディスカッションが行われました。2日目にメディア公開セッションとして行われたシンポジウムでは、リオ2016大会のセキュリティや会場・施設整備、アクセシビリティについてプレゼンテーションが行われ、リオ2016大会を成功へと導いた経験を具体的な対策や成果をもとに東京2020大会へ継承しました。

最終日のクロージングでは、リオ2016大会に携わったステークホルダーから、大会への参画の経験をもとに東京2020大会とステークホルダーの関わり方についてアドバイスを受けたほか、ジョン・コーツ IOC 副会長が3日間のセッションを振り返りました。最後に、トーマス・バッハIOC会長より東京2020大会成功への激励のメッセージが送られ、3日間にわたるすべてのセッションが終了しました。
リオ2016大会デブリーフィングの概要は次のとおりです。

出席者

  • 国際オリンピック委員会(IOC)
  • 国際パラリンピック委員会(IPC)
  • リオ2016組織委員会
  • リオ・デ・ジャネイロ市
  • 公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(東京2020組織委員会)
  • 東京都
  • 公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)
  • 公益財団法人日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会(JPC)
  • 政府関係者 等

セッション内容

11月28日(月)

  • 大会成功への軌跡
  • 組織統治のあり方、義務の選択IPC 関連セッション
  • パラリンピック大会成功への戦略的アプローチ

11月29日(火)

  • スポーツとアスリートの見せ方
  • エネルギーと電力供給
  • サービスの(再)定義
  • 会場整備、建設と維持
  • 会場運営、管理と運営
  • セキュリティIPC 関連セッション
  • パラリンピックブランド、ビジョンと価値
  • パラスポーツの運営と会場でのアスリートの経験
  • パラリンピックファミリーへの対応

11月30日(水)

  • 革新的なコミュニケーションとエンゲージメント
  • チケッティングとホスピタリティ
  • 予算管理と調達
  • 人材管理
  • 持続可能性IPC 関連セッション
  • コミュニケーションとエンゲージメントを通じたパラリンピックの啓蒙とプロモーション
  • 開催都市の準備 Part 1
  • 開催都市の準備 Part 2
  • パラリンピックチケットと観客体験
  • パラリンピックビレッジとアスリートの経験

主な出席者のコメント

ジョン・コーツ IOC 副会長/第32回オリンピック競技大会(2020/東京)調整委員会委員長

リオ2016大会からの学びは東京2020大会関係者を間違いなく刺激し、素晴らしく計画され、希望に満ちたオリンピックのプロジェクトを推進していくことでしょう。背景は違いますが、リオ2016大会の経験を参考に、東京2020大会の計画に磨きをかけるためいくつもの議論が交わされました。これは2020年に向けて非常に大きな助けとなると思います。

カルロス・ヌズマン リオ2016組織委員会会長

東京に組織委員会会長として戻ったことに特別な感情が湧きました。私たちの経験が東京2020組織委員会の友人たちの助けとなればうれしく思います。私は日本が素晴らしい大会を開催することを確信しています。

*森 喜朗 東京2020組織委員会会長 *

3日間にわたるリオ2016大会のデブリーフィングを通して、大成功に終わったリオ2016大会の貴重な経験を共有していただきました。テーマ毎のセッションに加え、スタッフは個別に長時間のミーティングを行うなど、大変有意義な機会となりました。東京まで足を運んでくださった IOC、IPC、そしてリオ2016大会関係者の皆さまに感謝申し上げます。開催まで3年8ヶ月となり、国際スポーツ界の関係者の大きな期待の声を聞く場ともなりました。今の時代におけるオリンピック・パラリンピックムーブメントの推進のため、東京がどれだけの貢献ができるか、その責任をあらためて強く感じております。3日間の学びを経て、いよいよリオから東京への実質的なバトンタッチが行われます。今後、東京2020組織委員会はIOCおよびIPCと一枚岩となり大会の準備を進めていきます。