東京2020大会
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第6回エンブレム委員会を開催
11月30日、第6回のエンブレム委員会を開催しました。
今回は、デザインのチェック方法と年明けのエンブレム委員会での選考方法について議論をいたしました。
デザインのチェックはエンブレム委員会のメンバー(※1)に加え、エンブレム委員以外のデザイナーの方々と実施します。1作品ごとにモニターに映し、一定レベルの評価を得た作品が次の選考に進みます。一度審査が済んだ作品を見直して再検討するステップも実施することにしました。さらに審査の透明性を高めるために、すでに実施している文書による選考方法の公開に加え、映像なども含めたプロセスの共有のあり方(※2)についても議論致しました。丁寧でフェアな選考に向けた様々な施策について活発な意見が交換されました。今後、各選考段階での通過作品数についても適宜公開する予定です。
また、来年の1月7~9日での実施が決まったエンブレム委員会での本審査の基本方針(※3)も決まりました。この審査で絞り込まれた作品が、国際オリンピック委員会による国際商標調査に進む予定です。
次回の委員会では、国際商標調査に関する確認や国民参加の方向性などについて引き続き議論を行います。
- ※1 デザインのチェック参加予定メンバー(50音順)
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- ・今中博之
- ・榎本了壱
- ・柏木博
- ・勝井三雄
- ・田口亜季
- ・柏木博
- ・但木敬一
- ・田中里沙
- ・中西元男
- ・夏野剛
- ・長谷川祐子
- ・フミ・ササダ
- ・松井冬子
- ・松下計
※エンブレム委員会メンバー以外の審査メンバーについては確定次第、本ウェブサイトに掲載いたします。
- ※2 審査プロセスの共有のあり方
- 実施方法については、確定次第、本ウェブサイトに掲載いたします。
- ※3 エンブレム委員会での本審査の基本方針
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- ・十分な審査時間を確保するために、形式審査、デザイン審査を経た100~200作品程度を対象とする。
- ・応募作品は紙媒体で審査を行う。
- ・エンブレムデザイン案、デザイン展開案、作品タイトル、コンセプトをあわせて評価する。
- ・全エンブレム委員が参加し、投票・議論を行い、商標調査を行う作品を選考する。