第91回 感動したオリンピックの思い出(マセソン美季さんコラム『自分を信じて』より)

2020年8月5日

提供:朝日小学生新聞

私の記憶に鮮明なオリンピック(五輪)は、1984年のアメリカ・ロサンゼルス大会です。開会式の入場行進では、世界には知らない国がたくさんあることにおどろき、めずらしい国旗に目をうばわれました。当時私は小学5年生で、大好きな水泳をがんばっていたので、平泳ぎの長崎宏子選手を応援していました。

ふだんはテレビを見る時間が決まっていたのに、大会の間は特別ルールで、夜おそくの中継放送にもくぎづけでした。陸上で、金メダル4個を獲得したアメリカのカール・ルイス選手は、スーパースターでした。それまで手をグーににぎって走っていましたが、体育の時間に彼の走り方をまねして、パーに開いて走るのがはやったのを覚えています。

柔道では、足に大けがをしたにもかかわらず金メダルを獲得した山下泰裕選手の試合を見て心を動かされ、スポーツ観戦で初めて涙を流しました。馬術やセーリングは、その時知った競技でした。

来年の夏、東京大会が開催される予定ですが、五輪の33競技、パラリンピックの22競技、みなさんはご存じですか? 競技の知識や体験した経験があると、より観戦が楽しくなります。

今年は、多くの地域で夏休みが短縮されているようですが、自由研究や調べ学習のテーマに、来年の大会と関連した内容を考えてみてください。興味があるスポーツ、大会のマスコット、選手たちのトレーニング、大会をささえるボランティア活動、参加する国と地域の文化や歴史、様々なトピックが考えられますよ。