第90回 デジタルにたよらない生活(マセソン美季さんコラム『自分を信じて』より)

2020年7月15日

提供:朝日小学生新聞

デジタル・デトックスという言葉を聞いたことがありますか? デジタル機器、つまりスマートフォンやパソコン、ゲーム機などを一定期間使わないようにして、体が本来持つ力を取りもどす試みです。

調べ物がある時にはスマホやパソコンを使い、何か覚えておくためには写真で記録、時間つぶしにはゲーム機――。様々な場面でデジタル機器にたよって生活をしている人も多いと思います。使い過ぎると、記憶力や意欲が低下するだけでなく、感情すら動きにくくなり、何をやってもつまらないとしか感じられなくなることもあるそうです。

パラリンピックをめざすカナダの選手たちの合宿のエピソードを思い出しました。午前と午後の練習の間の休憩時間は、デジタル機器の使用が禁止されていました。スマホで息ぬきをしているつもりでも、実は脳にとってそれは息ぬきではなく、過労になってしまうのだそうです。

オンラインでの仕事も増えたので、デジタル機器を使わない時間を意識的に増やしています。落ち着いて生活できたり、記憶力が向上したりしているので、みなさんにもおすすめです。