学びを深めるオリパラ教育 東京都葛飾区立高砂小学校

2019年4月12日

提供:朝日小学生新聞

来年に近づいてきた東京オリンピック・パラリンピック。世界トップレベルのアスリート(運動選手)が集うスポーツの祭典ですが、その目的は「平和でよりよい世界をつくること」でもあります。東京都教育委員会はオリンピック・パラリンピック教育(オリパラ教育)を、都内すべての公立の幼稚園から高校で進めています。どんなことをしているのか、東京都葛飾区立高砂小学校を訪ねました。

「オリパラ教育は、オリパラについて学ぶのではなく、オリパラの機会を生かして、ふだんの学びを深め、発展させていくものです」。そう話すのは、高砂小の鱧永慎太郎先生です。2018年度、同校でオリンピック・パラリンピック教育推進を担当しました。

去年6月にはパラパワーリフティングの宇城元選手を招き、全学年で「あきらめない姿勢」について話を聞きました。宇城選手は2度パラリンピックに出場しましたが、16年のリオデジャネイロ大会では出場権をのがしました。とてもくやしい経験でしたが、そこであきらめず、20年の東京大会を目指しています。

ふだんは会えない選手から直接話を聞けたことで、「あきらめないこと、続けることの大切さを学び、この選手を通して応援する気持ちがより高まった」と鱧永先生は話します。

18年度は、ゴールボールやブラインドサッカーについても学んだほか、「ジャイアンツアカデミー」による野球指導や、FCバルセロナの公式サッカースクール「バルサアカデミー」からも指導に来てもらいました。