2019年2月27日
提供:朝日小学生新聞
車いすバスケットボールの古沢拓也選手(22歳)が14日、神奈川県の横浜英和小を訪れ、全校児童に向けて競技にかける思いなどを話しました。
古沢選手は去年の世界選手権に日本代表として出場するなど、トップレベルで活躍しています。得意のドリブルで相手をかわしてチャンスをつくる選手です。
病気のため小学6年のときに車いす生活になりました。その後、車いすバスケを見て「かっこいい」と思い、自分でも始めました。いまは、大学に通いながら、来年のパラリンピック出場を目指して練習しています。
車いすバスケは、競技用車いすに乗ってプレーするチームスポーツです。すばやいパス回しや、車いす同士がぶつかるような迫力のあるプレーが見どころです。
古沢選手が、シュートを打つところを見せる時間もありました。シュートが決まると、子どもたちから大きな拍手がおくられていました。
応援してくれる家族や友だちに、感謝しているそうです。「みんなも身近にいる人を大切にしてほしい」と話しました。
横浜英和小では、児童向けの講演会を開いています。スポーツや文化の分野にたずさわる人の話を聞く機会で、今回は児童新聞委員の希望で古沢選手を招きました。講演会の様子は、新聞委員の子どもたちが記事にするといいます。